大手キャリアを利用している方であれば、格安スマホプランに切り替えることで携帯電話代を節約することができます。毎月のデータ通信量が多くない方であれば、格安SIMに切り替えることで出費を抑えることができるでしょう。格安SIM・スマホの中には人気上昇中のプランもありますが、切り替えをする前に知っておくべき点がいくつかあります。大手キャリアから格安スマホにプラン変更する際に留意しておくべき注意事項ですが、端末のSIMロック解除・対応バンド・MNP転出に要する時間・サポート体制・以前の携帯電話会社で使用していたポイント、などがあります。
格安スマホで購入した端末で他社のプランに切り替える場合は、SIMを差し替えるだけで簡単に切り替えることができます。これに対してNTTドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリア3社で購入した端末を利用する場合は、事前にSIMロックを解除しておく必要があります。SIMロックを解除しても、端末の対応バンドによっては格安スマホが利用できない場合があります。手持ちのスマホをそのまま利用する場合は、事前に対応バンドをチェックしておくようにしましょう。
格安スマホの多くはインターネットで申し込みをして、宅配便で届いたSIMを自分で挿入して切り替える必要があります。MNPを利用する場合は、新たなプランに申し込みをしてから格安スマホで新たなSIMが発行されます。新たなSIMが発行された時点で以前のプランは解約となるので、古い携帯電話が使えなくなってしまいます。新しいSIMは宅配便などで指定した住所に届けられますが、SIMが発行されてから自宅に届くまでの間は携帯電話が利用できなくなる恐れがあります。格安スマホプランの切り替え時に、数日間にわたり携帯電話が全く使えなくなることがあるので特に注意が必要です。
格安スマホの大きな特徴は、コストカットをすることで月々の電話代を低く抑えていることです。会社によっては電話や有人のサポート窓口を減らすことで、コストを節約しています。大手キャリアで操作方法が分からない場合は、近所のショップに行けばスタッフに教えてもらえます。これに対して格安スマホで何かのトラブルが発生した場合でもサポート窓口を利用することができず、ネットで調べて自力で解決しなければならないので注意しましょう。
大手キャリアでは自動的にポイントが貯まりますが、格安スマホプランに切り替えると回線契約を解除することになるのでポイントが消滅してしまいます。スマホプランの切り替えをお考えの方は、プラン変更の前に以前に貯めたポイントを消化するようにしましょう。