1983 2万字インタビュー後編

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1983 2万字インタビュー後編


text 柴崎祐二
photo mei ehara


—ではここからは1曲ごとのセルフ解説&おしゃべりを。まずは「文化の日」。これ、リリース資料にも書いてあるけど、奥田民生のミニアルバム『FAILBOX』の「カヌー」を感じました。


新間:それに気付いたのは録音の最後の方なんだよね。スタジオに『FAILBOX』が偶然置いてあって、「あ、このグルーブだったんだ」って。

関:そう、スティーブ・ジョーダンのドラムの感じ。

—あの、スティーブ・ジョーダンを全く活かしていないダルなグルーヴ(笑)。

新間:ミズ(水谷)はBOBO(54-71)さんがくるりを叩くイメージって言ってた。

—すごくシンプルなプレイをさせるっていう。『FAILBOX』ってそこまで有名じゃないけど、コアな民生ファンの間ではとても評価が高いよね。

関:参加メンバーも素晴らしいし。

新間:ママレード色のレイドバック感。

—いわゆるザ・バンド的なレイドバック感とも違う、ルーズな感じ。

関:それとあと、ジョージ・ハリスンの『オール・シングス・マスト・パス』のルーズな感じ。当時の泥臭いロックをジョージが聴いて作ったような。

新間:デレク・アンド・ザ・ドミノスとかレオン・ラッセルの影響も大きいよね。

—日本で一般的にいう「ルーツ・ロック」って、リズミックで骨太でっていう感じがイメージとしてあるけど、どちらかというとこれはむしろ初期のブリンズリー・シュウォーツとかを感じる。ややルーズで繊細な感じも含めて。この曲はやはりアルバムの核になるっていう確信があったんですか?

新間:俺はあったんだけど、関はずっと「いや、地味な曲ですよ」って感じで消極的で。

関:寝かしてますからね、1年(笑)。

新間:俺がゴリ押しでMVも作って(笑)。その時のLINEのやりとりをみると、関は”やっぱり「サマーミラージュ」の方がいいですよ、今の時代にフィットするのは”とか言っていた。

—それはソングライターとして「サマーミラージュ」の方が自信作だったってこと?

関:いや、そういうわけではないんだけど…。でも地味でしょう?「文化の日」。

—確かにそう思うけど、俺はさっき言ったとおり大好きなブリンズリー・シュウォーツに通じるような良さがあるな、って。

関:そういう風に好きでわかってくれる人がいたら嬉しいけれど。普通これを試聴機で一曲目に聴いたら首ひねりますよ(笑)。

—中井さん(kitiレーベルオーナー)的には?

中井:文化の日は一番感動できる曲なので。でもたしかに一般的には…。

—ラジオ受けもしない(笑)。

新間:まあでもそこはやっぱり音楽を優先して。「サマーミラージュ」はもしかしたら他の人がやってもいいかもだけど、自分たちの持ち味的にはやっぱり「文化の日」がアルバムの中心という確信はあったかな。

—歌詞の内容が、またとても面白いですよね。LINEでイメージをおくってもらったけど「駅でゴルフのスイングを練習するおじさん」って…(笑)?

新間:着眼点がそこかよと。

—かつての世の中にあった、緩やかな規範と、みなその中で心地よさそうに過ごしていた感じ。駅でゴルフのスイングをするのもベタな行為として緩やかに定番だったし、それを白い目で見ず許容していた世の中の感じ。

関:あと、志村けんが好きなんですけど、むかし『だいじょぶだあ』で無言でドラマが進行する不思議なコントがあったじゃないですか。

—あの、トレンチコートを着た志村けんと女性のカップルが別れ話をしている、みたいな。

関:あれとかも意味わからないじゃないですか?今やっていたら。ずーっとセリフなくて、淋しげな音楽が流れているだけっていうやつ。ああいうイメージがありますね。この曲には(笑)。

—そのLINEでもらったメモには、ほかにも色々書いてあったよね。

関:なんとなく「怖い時代になってきたなあ」というのはある。

—かつては、緩やかな規範みたいなものがありつつも、社会全体が許容力を持ちえていた、というような。ノスタルジーという感覚とも違う意識だとおもうし、それはこういうルーラルな曲調に載せられると、俺なんかはグッときてしまうね。

関:あんまり言うと、メッセージソングになってしまうし。

新間:音楽は謎めいているくらいが良いよね。あと、デモで作ってくれた時に、全編うっすらギターにフェイザーがかかっていて、カート・ヴァイルのあの謎にスケールがデカい感じも出ていて良いなあって思った。

関:近年のUSインディーロックの方々とかフェイザーをよく使ってて、いいなあ、というのがあって。

—ギターで作曲なんだね。

関:そうです。ちなみに、途中で転調しているんですけど、個人的にはそこが気に入っています。あそこだけを聴いてくれれば(笑)。EのキーがEとEマイナーで同じ曲の中に出てくるという。ビートルズとかでもある感じ。




—では次に「サマーミラージュ」。リード曲として先行で公開もしていましたね。

新間:これはちょっとリリース時期との兼ね合いで、アルバムが出るのがお盆ぐらいだったから、それだと遅いかなと。アルバムが出来る前に聴いてもらって、いろんな夏の思い出に添えてもらえればいいなっていうのがあった。

—これってクール・アンド・ザ・ギャングの「サマーマドネス」?もらったLINEのイメージメモにも書いてありましたが。

関:そうですね。きっかけはそれです。水谷くんの幼なじみの結婚式でカバーすることになって、16ビートかつマイナーコードを印象的に使う曲を書いてみたいなと意識するようになりました。あとは言ってしまうとアレですが、デビッド・ボウイの「ヤング・アメリカン」。

—あー、そうか。

新間:王舟は一発で気づいた(笑)。

—さすが。はじめにも言ったけど、新間からメールをもらって一番最初に聴いた曲なんだけど、もうちょっとヤングだったらBPM上げるだろうな、って思って(笑)。

新間:確かに。けど出来立ての頃とかライブでやるとBPMが10くらい早いんだよね。で、やっていく中でBPMを徐々に落として行って。録っては聴きをみんなで繰り返して「やっぱりこのテンポだね」って。

—まさに「このテンポなら好きなリズム&ブルース」(小坂忠「ほうろう」)。

新間:BPMをそこに落ち着かせるまではかなり試行錯誤がある。

—リズム的には、ドラムの水谷くんがファンク好きだということの影響もあるという話でしたが、でもみんな好きでしょ?黒人音楽全般。

関:みんな聴くとおもうけど、1stは文脈的にルーツ・ロックという感じだったので、あまりやっていなかったんです。で、16ビートってなかったじゃないですか少し前まで。これを作った2013年くらいの時も日本でやっているひとはあまりいなくて。

新間:ceroの「Yellow Magus」が2013年の暮れくらいでしょ?片手でやる早い16ビートってこの曲ができた当時は周りは誰もやっていなくて。でもリリースしてみたらみんなやっているという(笑)。

—やっぱり感じるのは、黒人音楽が好きなロックバンドによる音楽ってことだね。

新間:あー、そうだね。それはだからビート研(ブリティッシュ・ビート・クラブ。新間と柴崎が在籍した早稲田の音楽サークル)の心意気ですよ。

—リズムの腰がやっぱりロック。

関:ブルー・アイド・ソウル。

—ラスカルズみたいな。あとこれを聴いた時、すごく夏というものに対しての憧憬というか、特別なもの感がある。

関:やっぱり夏でしょ! という。

—夏の曲って、クール・アンド・ザ・ギャングの「サマーマドネス」もそうだけど、共通する感覚としてあるのは「終わってしまうものへの寂寥感」みたいなものだよね。たとえば、夏休みが始まったばかりなのに「ああ、いつか終わってしまうんだなあ」って思ってしまう感覚というか。

新間:終わってしまった時の寂寥感をはじめから考えちゃう感じ。

—人生30年、青春も経て、何度も夏を経てくると、その気持ちがより強くなったりするのかも(笑)。

新間:そうだね。だからTUBEの夏とは違う。

関:あれはもう夏の立ち上がりの感じ(笑)。

新間:ひきかえ「サマーマドネス」のシンセの音とかも悲しい響きなんだよね。夏の終わり「クラゲ系の夏」。

関;なにか夏の終わりの方を意識しちゃいますよね。「今日はなんだかもう秋っぽいね」ってよく話したり。

新間:「あー!夏休み!」とか叫ばない。

—なんだか、夏の終わりの寂しさを知っている大人の人の曲って感じがしました。あと、これはアルバム全般的に言えるけれど、最後のホーンのアレンジが素敵です。アウトロにむかってホーンの絡みがグッと出てくる。なんかちょっとマイゼル・ブラザーズ的な。

関:あの人達も夏の終わり感ありますよね。スカイハイプロダクション。

新間:あとはダフト・パンクの「ゲット・ラッキー」とかここ数年のファレル・ウィリアムスみたいな音像とか精神性はあるかも。ネオソウルとはまた違う、アップデートされたソウルの、もう一つのあり方というか。そういうオーダーでミックスしてくれた馬場ちゃんとマスタリングのアビーロードのアレックスにも依頼して。結構これも曲が出来てからミックス中までなかなかイメージが固まらなくて。結局この曲のキーはギターのカッティングのパンの振り方とコンプ、コーラスの音色。最初バッキング的なミックスだったギターをセンターに据えることで、パシッとイメージが開けた感じです。ナイル・ロジャースリスペクト。

関:ストリーミングやラジオ用のマスタリングはキムケンさん(木村健太郎)なんですけど、そのバキバキにしてもらったバージョンも僕は好きですね。

新間:アルバムのマスタリングはさっきも言ったアレックス。「Amazing soulful intelligent music」ってメールで言われた、英国紳士のお世辞最高(笑)。




—そして、次は3曲目の「feelin」。これはそれこそキューバのフィーリンのアーティスト、ホセ・アントニオ・メンデス的な。あのチープなオルガンの音とか。2012〜3年くらいにホセ・アントニオ・メンデスのCDを買ってみんなで聴いた記憶があります。

新間:そう、rojiで流行ったよね。

—でもこの曲は別にリズムはそんなにキューバンミュージックっていう感じでもなく。どっちかっていうとこれも重心の低いファンクという感じで。

関:これも水谷くんの嗜好が反映されていて。彼は元々クエストラブオタクで、その流れでネオソウルも好きで。その志向を活かせる曲を作りたいなというのがあって。ベーシックにはああいうヒップホップ的なビートのイメージでデモを作って。リズムエース(リズムマシン)で作ったんです。イントロに使っているんですけど。わりとあのリズムボックスってマーヴィン・ゲイの「ミッドナイト・ラブ」とかあのへんで使われていますよね。あとはプリンスとかも。

—リズムエースってあまりローファイな感がしないですよね。

新間:音も太いし、いいリズムボックス。

関;それでデモをとって。オルガンも最初からあのチープなサウンドで録ってあったんですけど。それはさっき話に出たフィーリンのイメージで。これは最初はガットギターをいじって作ったかな。歌詞はドレイクの「ホットライン・ブリング」を聞いて失恋ソングもいいなと思って。

—これはアルバム中歌詞がもっとも気取っている感じですね。

関:これは無理して書いています(笑)。

—これも夏らしさを感じますね。

関;英語の部分はブルースの常套句からとっています。「朝起きたらお前が居なくなってしまっていた」みたいな。そういう黒人音楽の定型句のようなものをくっつけている感じですね。

—いろいろな黒人音楽の中のブルーな要素が溶け込んでいる感じがします。でもメランコリックというほどでもない。

関:登場人物は、少し偏執狂的な人、というイメージ。

新間:タツ(MVの監督を務めた仲原達彦)はよくそれを捉えてくれたよね。

関:本当ですね。

新間:ガットギターとR&Bの組み合わせって、最近だとホセ・ジェイムス、ディアンジェロとか超有名どころのアルバムにも1曲は入っているイメージだけど、日本だとあまりいないかも。

—ああ、昔だとテリー・キャリアーとかも居ますね。

関:やっぱり水谷くんが一番楽しそうに叩いてくれましたね。

—これはドラムもすごく良いプレイですね。また(小林)うてなちゃんのボーカルがまた良いですね。

新間:「サマーミラージュ」共々、楽曲にブリーズかつセクシャルな要素を加えてくれて風通しがとても良くなった。俺達にはそういう要素は全然ないから(笑)。

—1983は官能要素ゼロ(笑)。

関:「ウェーイ」しか言わない。

新間:うてなちゃんもトクマルバンドで一緒だったり「不明なアーティスト」に出てもらったりでつながりあったし、参加してもらえてよかった。




—次は「レームダック」。これは新間の曲ですね。これは絶対に触れざるを得ないですが、細野(晴臣)さんのトロピカル三部作とか久保田麻琴と夕焼け楽団に通じるような。

新間:多分歌唱法だけで、あんま参照はしてないかな。どっちかというと「すみれセプテンバーラブ」とかスティーリー・ダンのインチキエキゾのイメージ。

—へえ!

新間:ああいう海外のオリエンタル感を逆輸入するみたいなのって、日本のポップスでも昔よくあったよね。歌謡曲とかでも。で、そういうのって今無いな、と思って。

—YMOの「ファイヤークラッカー」のような、フェイクな東洋感やオリエンタルっぽさというのを、本国人であるアーティストたちが演るみたいな屈折って、たしかに今あまり無い気がするから、このアルバムにこういった曲が入っているのって、とてもおもしろいと思いました。どうしても本格路線にいってしまいがちだけど、あえてのチャルメラ感。

新間:今逆に本格的にやるのが簡単になっている時代だし。ストリングスもわざとチープにしてみたり。

—ああ、あの音ってチープなシンセストリングスみたいに聴こえるよね。あれも敢えて?

新間:いや、あれはMIDI音源。

—え!?そうなの?クレジットに「ハイソサエティ・カルテット」って書いているから生のストリングスなのかと思っていた。

二人:(笑)。

—「ちゃんと生のストリングスを使っているのに、こんなにシンセっぽい音になるなんて、なんて勿体無いことをしているんだろう、触れちゃいけないポイントだな、ここは」とか思っていたんだけど。

新間:いやこれは、クレジット、カマしました(笑)。

—嘘かよ!「ハイソサエティ・カルテット」って誰だよ、早稲田にそういうのがいるのかな?とか思ったわ。

新間:ハイソ(高橋が在籍していた早稲田のビッグバンドサークル)に敬意を示してね。入っている音は三太と谷口がプログラミングしてくれたやつ。男のMIDI打ち込み。

—そうかー。良かった。生で録ってこの音は一体…というモヤモヤが晴れました(笑)。でもこのチープさがさっきいったフェイク感に繋がっているのかな。

新間:そうだね。シンセストリングスって昔はもっとバンバンつかわれていたけど、今はソフト音源のサンプリング精度が進化したからこういう音色は絶滅してしまった。あと、これは台湾の美黛っていう往年の歌手のアレンジも参考にしてもらった。ツアーでまわった香港のレコ屋で教えてもらったんだけどめちゃくちゃ良いんだよね。

—へえ。そんなところからもヒントが。おそらく世界的に80年代〜90年代初頭は使用頻度かなり高いね、あとシンセブラス。

新間:アナログシンセでもパッド系の音色って今完全に復権したじゃないですか。プロフェット5もデイヴ・スミスってメーカーが復刻したし、ジェイムス・ブレイクとかオルタナティブなアーティストがメイン鍵盤でパッドシンセ使ってたり。最近の音楽のウワモノって、大体ネオヴィンテージ的な機材が中心。機材の進化のおかげで昔の音像が再現が出来るようになっているけど、あえて「ダメ」なシンセの音を使いたくて。カッコ良く取り繕うのは簡単だから、ダサさの配分は結構こだわってやりました。

関:歌詞もいいですよ、この曲は。

—これこそ30男の悲哀というか。

関:なんですかね。新間さんの曲は毎回こういう感じが醸しだされますよね。

新間:俺はもうこれが人生のテーマだから。諦観。

—分かり合えない男女の哀感。なんだか、そこも含めて、「シティ・ポップ」という形容より、やっぱり「ニュー・ミュージック」の美学ととらえたほうが、すんなり来るかも。

関:ああ、確かに。さっきもタワレコで鈴木茂の「ソバカスのある少女」が流れてたけど、なんというか他愛もない男女の色恋沙汰を歌っている感じですものね。

新間:ある意味バタ臭い。

関:そう、良い感じにバタ臭い。それはこの「レームダック」にもある気がする。

新間:王舟に「これ小さい頃、上海でかかっていたポップス思い出すわ」って言われたのがうれしかったな。




—そして「ロデオの新恋人」。個人的にこの曲が一番好きでした。こういうカントリー・ロック・テイストのものは今までの1983からすると珍しい気が。

関:例えば、ザ・バンドにも「イフ・アイ・ルーズ」という曲があって2ビートのカントリー曲なんですがアルバム本編には収められてなくて。実は出来るんだけどあまり演らないというのもカッコいいなと思っていて。僕たちも勿論カントリー的なものってとても好きだけど、1stには入れなかったんです。でも、ちょっとここで一回「出来るんだぞ」っていうのを演ってみたかったという。

新間:これはワンテイクですぐ出来たね。一発録りでクリックも無し。やっぱり得意なんだな。

—さんざん言われているかもだけど、ゲスト参加しているポニーのヒサミツの前田くんの声と関の声ってとても似ているよね。聴き分けすら難しいレベル(笑)

新間:二人で同じメロディーを歌ったら一人でダブルトラックで録っているみたいになる、前田くん入れた意味がない(笑)。

—ちなみにのタイトルはバーズからだよね?

関;はい、バーズですね。

—前田くんと二人で「バード兄弟」。

関:なんというか、エヴァリー・ブラザーズみたいなイメージ。

—あー、なるほど。声が似ているふたりだとハーモニーも綺麗に聴こえるよね。

新間:これもレコーディングの途中に思いついたんです。誰かゲストボーカルで参加してくれる人が居ないかなあって話してたら、あ、ポニーのヒサミツ!って。

関:CS&N方式でyunnikoさんもそこに加わってもらって。

新間:yunnikoさんはエミルー・ハリス、どちらも永遠のアイドル。

—女声も入ってとても素敵なハーモニー。あと、個人的には、ギターソロがああいうトーンなのが最高だなと(笑)。

関;嬉しいですねー!それは。

—完全にブリンズリー・シュウォーツだ!と。なんかチョキチョキした地味な音(笑)。

新間:ロジャー・マッギンみたいなギターソロにも聴こえる。

関:僕のイメージではジョージ・ハリスンのギターソロなんですよね。

—グレッチのデュオジェットとか使っていた時期の。

関:ビートルズの初期とかでもそうですけどあの、「ソロ感無いな〜」って音。

—ははは。わかる。でも僕はほんと、ブリンズリー・シュウォーツの『シルバーピストル』の音じゃん!って思いましたけど。普通その音でギターソロ取らないだろ!っていうね。

新間:俺達もザ・バンドみたいになりたいけど、やっぱりブリンズリー・シュウォーツみたいになっちゃうんだな。




—次の曲「Into The Gold(part.2)」は初の関による弾き語りですね。いきなりそんなことを言うのもアレですが、これはニール・ヤングの「アイ・アム・ア・チャイルド」を感じました。

関:あ、流石ですね(笑)。やっぱり、ニール・ヤングも宇宙的なテーマをよく歌いますものね。

—音楽的にも、ニール・ヤング特有のコード進行ぽさというか。なんでこれは弾き語りで演ろうと思ったんですか?

関:これはレコーディング中に出来た曲なんですけど。

新間:レコーディングしている時に誰かがダビングをしていて、ミキシングルームでダラダラしてて。そこで関がギターを弾きながら遊んでいたら、適当に弾いたコード進行がとても良くて。「ちょっと待って。それもう一回弾いて」って言って、その場でコードをとった。で、次の日朝起きたら、「昨日の曲、出来ましたヨ」って歌詞付きのデモが送りつけられてた(笑)。

—いわゆる「スペースカウボーイ」的なテーマで。

関:昔のひとは宇宙をテーマに歌っている人が多くて。

新間:ハース・マルティネスの話をしたんだっけ。宇宙繋がりで。

関:『ハース・フロム・アース』。あれも宇宙モチーフが出てくる。

新間:あれはプロデュースしたロビー・ロバートソンがそういう戦略で行ったらしい。あのアルバムは歌詞もヤバイ。ライナー読むとコインランドリーで洗濯機に巻き込まれて片足を失ってるとか、カマシ入りまくってるのも最高。

—なんだか、こういう弾き語り曲ができてくると、関のソロ活動にも期待ができる。新境地。

新間:これもファーストテイクでOK。

関:だからギターが下手くそっていう(笑)。

新間:パンチインもしていない。「もう一回録りたい」っていうけど「いや、これで行こう」って押し通しました。こういう曲ってアルバム中にあった方がいいよね。

関:「Into The Gold(part1)」って新間さんの曲が元々あったんですよ。

新間:あったんだけどね。俺がやりたいことをより高いレベルで歌われたから「じゃあ、これでいいじゃん」って。山口百恵の「プレイバック part2」ってあるじゃないですか。あれは元々「プレイバック」という曲があったんだけど、直前でボツになって、急遽作り直してあのタイトルになったらしい。ニック・ドレイクとかフォークの人もタイトルに1,2とかつけがちだし、洒落っ気あっていいかなと。

—なるほど。曲名の謎が解けた。それと、これは歌唱法についてだけど、大滝詠一のファーストソロを感じました。

関:ああ〜。嬉しい。誰も言ってくれないけど。「キリンジに似ているね」しか言われない(笑)。

新間:個人的には歌詞がすごく好きっすね、解釈しようによっては黄泉の世界に旅立つみたいにもとれて。




—そして、次の「Windy」は(Album ver.)となっているけど、録り直し?

新間:いや、ギターのミックスを変えたのとベースのフレーズをシンプルにして録り直した。

関:え?ベース録り直したんですか?

新間:録り直したよ。

関:知らなかった(笑)。

—平賀さち枝さんが入ってくるところ、とても良いですね。あの歌声をもっと使えばいいのに、って思ったりも。

新間:いろいろ考えて、Lampみたいに全編デュエットも良いなと思ったんだけど、なんというか平賀さんに頼り過ぎるのもなと思って。

—無駄遣いはしないぞ、と。

新間:同じような歌詞を歌っているけど、男と女で歌い継ぐことで立体的な意味が出てくるのが良いなと思って。

—あとこの曲はホーンのアレンジも凄いね。クラシックの室内楽を思わせる。

新間:拓海さんにお願いしたんだけど、ラテンバンドがやる室内楽のイメージでっていうオーダーをしました。

—すこしチコ・ハミルトンみたいな感じもあって。

新間:ちょうど柴崎と俺で、ジミー・ジュフリーとかマイルスの『クールの誕生』とかクール・ジャズって良いよねって話をしていた頃。木管の柔らかい音と金管のカウンターの音が混じって、独特の雰囲気になっている『クールの誕生』のギル・エヴァンスのアレンジを響きとして血肉化している拓海さんに頼んだ。

—そういうアレンジを出来るというのは1983の強みだね。ヘッドアレンジだけでは出来ない感じがちゃんとある。

新間:ワイルドかつアカデミックな人が居るという。

—この曲はいろんなホーン奏者がゲスト参加していますね。

新間:元・森は生きているのじゅんじゅん(大久保淳也)、山本紗織さん、てんこまつりさん、内藤彩さん、カズ(荒井和弘)。

関:みなさん最高ですね。

新間:本当はカエターノ・ヴェローゾの『リーヴロ』みたいに隙間がありつつ、パーカッションと弦楽も含むオーケストレーションが有機的に繋がっている曲をもっと作れればとも思っていたんだけど、まあ次作の課題ということで。




—そして、新間作「エメラルド・シティ」。これこそニュー・ミュージック以降の感じが横溢してますね。歌謡曲っぽさもあり。それはやはり意識しているの?

新間:仮タイトルが「ヤマタツ」だから(笑)。まぁ俺が作るとこういうプラスチックな感じになるんだよね。

—またこれは歌詞がさっきの「レームダック」に通じるような。

新間:諦めと孤独(笑)。イーユン・リーの『黄金の少年、エメラルドの少女』という短編集のテーマが歌詞のヒントになった。

関:これは、リズムはGO-GOでしょ?

新間:そう。ドラムパターンは完全にチャック・ブラウン。これも水谷からヒントがあって。スタジオでクリス・デイヴの話になって、実はクリス・デイヴってニュージャックスイングの頃からいるドラマーと教えてもらって。

—あ、そうなんだ。

新間:初期はジャム&ルイスとかと一緒にやったり。クリス・デイブのビートもニュージャックスイングから来ているって話に感銘を受けて。じゃあこっちはGO-GOにセントラルドグマおいて対抗すっかと(笑)。

—なるほど。今のグラスパー以降のクリス・デイヴというより昔のクリス・デイヴ感。その辺もジャム&ルイスとかに影響を受けた当時のプレJ-POP感を感じさせる要因だったりして。

関:リズムといえば増村(和彦)くんも。

—増村くんも楽しそうにプレイしているね。

新間:スタッフのクリス・パーカー的なツインドラムとオーダーしました。今回のアルバムにおける増村くんの貢献度は凄い。本当はメンバーにしたいんだけどね(笑)。音楽に対するソウルも素晴らしい。「この曲はこうですよね」っていう方向性の理解やセンスも凄いし。言わずに分かるから。




—そしていよいよ谷口くんの曲ですね。まず「Courtyard」。谷口くん作の曲は二人の作る曲ともやっぱり方向性がちょっと違うね。なんていうんだろう、彼はやっぱり自分が好きだな(笑)。

関:わははは。

新間:バレましたね(笑)。

—この曲は作曲だけ谷口くん。

関:そうですね。

—これはやはり彼も大好きなハース・マルティネスを感じました。

新間:あとはハイ・ラマズとか。でも最初に曲ができた時はクリスマスソングを作ろうっていうときで、彼が「こういうのどうですか」って持ってきたんだよね。

—へえ、そうなんだ。でもクリスマスソングというにはテンポ的には抑え気味な感じがしたけど。

新間:最初はいかにもサンタが街にやってきそうなピアノのブロックコード刻みで。コード進行はとても良いけど、このままやると趣味趣味音楽感が強くなっちゃう気がして、Cメロを削除したりテンポも下げたんだよね。

関:でも谷口くんのスキルも凄いですよね。ホーンアレンジも彼だし、弦楽器もこなす。僕は歌っているだけです。

新間:このレコーディングの間、俺らはケンカしていた(笑)。

関:ドラマーの脱退問題で(笑)。

新間:で、谷口が空気を読んでレコーディングを黙々と進めていて、気付いたら完成形になっていたという。

—大人だなあ(笑) 。谷口くんはたまに弾き語りとかもやるけれど、バンドでやることで良い部分が一層引き出されている気がしますね。なんというのか彼の濃厚さが中和されているというか。こんな言い方はアレか(笑)。

新間:カルピスの原液が希釈された感じで。

—バンドサウンドになることで、ポップスとしての完成度がグッと上がっている感じがする。

新間:すごく豊穣さを出してくれていますね。

—曲自体にも豊穣さを感じるね。こういう方向性で彼の才能が開花するというのは良いなあ。

関:うん。ソロ・アルバムとか聴いてみたいですよね。




—で、次も谷口くんの曲「12AM」。曲順攻めているな、って。

新間:曲順はプレスリリース後まで揉めましたから(笑)。

—固まるまで入れ替えまくってみたり?

新間:そう。あとは中井くんにも意見を聞いてみたり。客観的に聴いてくれる人の意見は大事ですね。

—この曲は谷口くんが歌っていて。これは「おお!ニール・セダカ!」って思いました。

新間:ああ〜。でも最初はもっとモッキーとかラウンジミュージックをイメージしてたんだけど。

—ええ!?

新間:谷口にモッキーを注入するとニール・セダカになる(笑)。

—俺はどうしても彼が好きなニール・セダカとかアルゾとか、ブリルビルディングぽさを感じるなあ。

新間:そのままやると味が濃すぎるんで俺が「モッキーぽく」ってディレクションすることで希釈しているけど、彼が歌うことによりやっぱり濃くなるという。

関:歌いまわしのクセが凄いじゃないですか(笑)。

新間:馬場ちゃんがしきりにKinKi Kidsのアルバムに入っているような曲だって。

—わかるようなわからないような(笑)。

新間:ジャニーズのアルバムって、各メンバーのソロ曲が入っていたりするらしくって。

関:僕はこの曲すごく好きなんですけど、新間さんジャッジで入れる入れない問題が発生して。馬場ちゃんと僕が「この曲は絶対入れた方がいい、可愛いから!」って。

新間:結果として入れてよかった。

—たしかにチャーミングな曲。

関:凄い人柄が出てますよね。

—谷口くんのことを知ればより好きになる曲。歌詞も谷口くんらしい可愛らしさが。「ファインダー」て。

新間:(笑)めっちゃ揉めたよね、そこ。

関:最初は歌い出しが「ファインダー」だったんですよ。

新間:で、「それはない」ってなって、谷も譲らないと(笑)。関が少し歌詞に手を入れた。あとは馬場ちゃんのコーラスが凄い良くて。坂本慎太郎のアルバムにおける中村風子さんのイメージ。

—いい声しているよねえ。シャムキャッツとかでも歌っているし。うん、アルバム終盤にこういうチャーミングな曲が入っているというのはとても良いと思うなあ。『ホワイト・アルバム』の「サボイ・トラッフル」的な。

関:ああいいな〜。ジョージの可愛い曲。




—そして、次の『アフリカン・グラフィティ』の作曲の西尾というのは、あの早稲田の学友の西尾くんだよね?

二人:(笑)そう!

—著作権印税が彼にも入るぞ、と。これは学生当時に作っていたとかなの?

関:これは、Melody hoyosというrojiの企画に出るために組んだバンドでやっていた曲。良い曲だったので、ここに収録して。

—ちなみに作曲は西尾くんとはどれくらいの共同作業だったの?

関:コード進行とテーマは西尾くんですね。歌のメロディーと歌詞は僕です。

—あ、そうなんだね。この曲はノリが他に比べてロック度が高いように感じました。もっと言うなら若干ストリートロックを感じました。エリオット・マーフィーとかの。

関:あはは!それ感じるのは柴崎さんだからだとおもうけど(笑)。

新間:音像とかリズムでイメージしたのは、ダニエル・ラノワの『アカディ』とかネヴィル・ブラザーズの『イエロー・ムーン』の感じ。

—なるほど!リズムが細かいんだけど、全体は浮遊感のある音像という。

新間:そう。80〜90年代のダニエル・ラノワワークスが、今すごく好きで。ミックスもそういう感じにしてくれって頼んで。パーカッションはかなりドライなんだけど、ギターとか少しリバービーで。

—間奏はスライ&ザ・ファミリーストーン。

関:あれは西尾くんが元々入れていて。

新間:あそこがキモだね。サザンばりの大胆な引用。

—あのフレーズはファンクの共有財産。

関:これはもともと「ソマリアのふくろう」ってタイトルが付いていたんですよ。ソマリア沖に海賊が跋扈してたころに。

—すしざんまいの社長が乗り込む前だね。

関:そう、すしざんまい以前(笑)。リズムやテーマがなんとなくアフリカンだねって当時なって。それで歌詞もアフリカ寄りに。

—なるほど、歌詞の内容がアフリカンなのか。歌詞に出てくる「アデニウム」って何?

関:これもアフリカの花なんですよ。

—ストリートロック感とはかけ離れた世界だった…(笑)。なんでストリートロックっぽいって感じたんだろう。言葉の譜割りが細かくて詰め込んでいる感じとかかな。

関:あ、それはありますね。ボスっぽいというか。




—そして、いよいよ最後の曲「誕生会」。これってポニーのヒサミツの曲だよね?

新間:元々1983とポニーのヒサミツというツーマンライブが2015年の3月くらいにあって、それ用に「曲を作りますよ」と前田くんが言ってくれて。

関:そのイベントの時に僕は「ロデオの新恋人」を書いたんです。で、それを交換して歌ったら面白いんじゃないか、ってなって。結局「ロデオの新恋人」は演らなかったんですけど。

新間:1st出るか出ないかぐらいのタイミングだったから、カントリーロックやるのはまだ早いかなと。

—これは谷口くんの三連のフレーズが効いていますね。弾いている顔が思い浮かぶ(笑)。

新間:三太のアイデアで、ロイ・ハーグローブがやってる「ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー」のアレンジを下敷きに、音像はレオン・ブリッジズをヒントにしているかな。

—へえ。

新間:昔っぽい曲をアップデートされたヴィンテージ感でやっているんだけど、それがすごく良いな、と思って。

—確かにミックスもそういう感じだ。

新間:これも馬場ちゃんに相談したらそういう感じに仕上げてくれてびっくりした。今回も馬場ちゃんにはすごく助けられている。「誕生会」は演奏に何も手を加えてないけど、別の曲だと自分たちの演奏だけではやっぱりロックっぽく前乗りになってしまって、ベースやバスドラ、鍵盤の位置をエディットして、タメやノリの微調整を試したり。グルーブの構築から深く入り込んでくれた。

—まさしく第6のメンバーだなあ。あと、それこそこの曲は関と前田くんの歌い分けがなかなか分からない(笑)。

関:(笑)これはサイゼリヤの間違い探しみたいな。なんとなく前田くんと似てるっていう自覚はあって、やってみたら本当に重なった(笑)。前田くんの方がローに旨味がありますね。僕のほうがちょっと中域が強いかな。きっとこれまでのリスニング体験も近いから、親近感がすごくありますね。

—そして、三太くんのソロも光っているね。

新間:三太はポップスの見識あるし、音色も素晴らしいんだけど、アレンジャーとしても絶妙で。まさに歌心。

関:彼の歌心は才能ですよね。

—ソロ前の関の掛声もいいね。「トランペット、高橋三太くん」っていうの。

関:あれは高田渡さんリスペクトですね。

—「自転車にのって」の「鈴木茂さんどうぞ〜」ってやつだ。そのあたりも黄金の昭和(笑)。

関:まさしくゴールデンアワー。この曲はさすが素晴らしく良い曲ですね。

新間:最後にふさわしい大団円感。

—なにかスタンダード化しそうなポテンシャルもありそうな。タイトルも歌詞内容も。前作にもウェディングの曲があったけど、記念日好き?

関:記念日好きですね。我々は。

新間:冠婚葬祭と、あと花鳥風月。それしか歌いません(笑)。




—で、最後の最後にシークレットトラックが。

新間:『アビーロード』の「ハー・マジェスティー」オマージュで。ブランクの秒数も同じ。それをビートルズのリマスターを手がけている本人にお願いするという(笑)。

関:さっき言った「Into The Gold(Part1)」がまさしく、これ。

—シークレットトラック然とした奥ゆかしい音像で。

新間:アレックスがSP盤みたいな音にやってくれたんですよ。

関:この曲はバンドのレコーディングの時にはまだなくて。だから僕はマスタリングが上がってきた完成版で初めて聴いたんです。

新間:元々英詞で一回ライブでもやったんだけど、アルバムは日本語詞にこだわっていたので。オケを録音してからミックス最終日まで2ヶ月間、歌詞が一行もできず、part2もあるしボツにするつもりでみんなにも伝えてました。ただ、いつもライブに来てくれるお客さんがこの曲を好きだと言っていたので、ほぼその人のために捻り出したって感じですね。スタジオにピザ持って遊びに来た王舟が見守るなか、歌詞考えながら歌入れしたのが思い出深い。

—ギターは誰?

新間:これは谷口と拓海さん。実は拓海さん元ギタリストなのでギターすごく上手いんですよ。

—へえ!素敵なフィンガリングでした。

新間:ちなみに谷口はファイブフィンガーで弾いているらしくて、拓海さんは4フィンガーだから、リズムを合わせるのに苦労してたなあ。でもとても良い仕上がりになりました。拓海さんに毎回ギターを弾かせるのは、裏テーマ。




—最後にジャケットの話を。今回もファーストに引き続きシャンソンシゲルによる絵を使っていますね。

新間:これはゲルハルト・リヒターっていうドイツの写真家で今は画家になった人がいるんだけど、そのなかから家族写真を題材にしたシリーズをシゲルさんに伝えて描いてもらった。

—四人家族が何気なくソファーに座っている、というこの感じはとてもアルバムに流れる空気とマッチするものがありますね。

関:タイトルとのダブルミーニングになっていて。黄昏時っていう楽曲のイメージと、家族四人宵の口のテレビを観ながら団欒している風景、っていう。

新間:それを絵で表現出来るシゲルさん、あの人もバンドメンバー。ブックレットの中も本当に素敵なので是非見てほしいです。




—いろいろたっぷりと話を聴いてきましたが、最初に戻るなら、いろいろな閉塞的な状況がある中でもまずは自分の生活や身近なことを祝ったり想ったりすることでそこに美しさを紡いでいくというか、大人のとば口から少し経た人たちならではの暖かさをたたえた音楽なんだな、というのが話を聞いていてより強く思えました。

新間:うん。けれど、それを聴いてもらうためのキャッチーな言葉にするのは難しい。

—なんというか、そういう移ろっていく感情とともに、我々も学生時代に時間を共有してきたわけだけど、こうやって10年間経って、また集まってひたすら音楽の話をしているという、その不動の感じも良いんじゃない?とか自己肯定してみる(笑)。

関:得難いバランスではありますよね。大人でありながら少年の時からの音楽ファンで在り続けている、っていうメンバーの感じも。

—好きなモノがある人達の「正しい背伸び」っていうのはやっぱり触れると心地よいものだと思います。チャーミングさもあり、恥じらいもあり、過去への視点もあり、かと言って枯れてはいない、っていうね。「モノを好きになる」っていうのは美しいことなんだな、ということを再確認できるそんなアルバムじゃないかな。

新間:好きになってもう一歩先に進んでみると、そこに楽しさもあるんだよね。さらに突き進んで表現をするとさらに楽しい。

—なんだか、世代論的に区切ってことさらに「大人の音楽」みたいに認識してもらうんじゃなくて、「素晴らしい日常ってこうして続いていくんだなあ」っていうことのサブテキスト的にこのアルバムが聞かれていけばいいな、って。

関:辛いこともあるけど(笑)。

新間:上司にも怒られるし、納期はせまってくるけれど(笑)。良き日常とそれを取り巻く素敵な音楽はいつも身の回りにあるし、続けていければいいね。

NEWS | 2016.9.12
 

1983 2万字インタビュー前編

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1983 2万字インタビュー前編


text 柴崎祐二
photo mei ehara


 1983の2ndアルバム『golden hour』リリースに際してのオフィシャルインタビューをここにお届けします。
 最初にお伝えしておかなくてはならないのですが、聞き手である私も1983年生まれであり、その上、メンバーとは旧知の仲でもあるから、インタビューと称しながらも、それはまるで友人同士のおしゃべりと相成ってしまった。けれど、きっとこのおしゃべりを読んでもらえれば、1983という不思議な存在感を持つバンドの魅力を垣間見ていただくことが出来ると思っています。
 音楽を好きで好きでたまらなかったかつての若者が、大人のとば口をすこし経て、音楽を作り、語りながら音楽に恩返しをする。
 「日常を切り取る」なんて表現は面映ゆいし、自分たちからは言えもしなかったようなかつての背伸びした青年達が、その背伸びを追い越して大人になっていく時、知らず知らず、ほんのりと日常の美しさが意味を超えて差してくる。
 これは日々生活をしながら思う、「好き」や「楽しむ」ってなんだろうということへの、軽やかな思索ノートでもあります。是非、みなさまお気軽にお読み下さい。出来れば1983のアルバムと、ご自身のお好きな音楽をかけながら。



1983は「等身大の背伸び」(柴崎)

—以前に新間から今回のアルバムの「サマーミラージュ」がSoundCloudで先行公開された時にメールをもらっていて。聴いてみて、30代のみんなだから醸し出せる味わいが横溢していて、とっても良いなあって。今回アルバム全体を通して聴かせてもらったけど、とても素晴らしいと思いました。

関:ありがとうございます。

—2ndを出すのはもう1stリリース後には決めていたの?

新間:録りたいなという気持ちはあったね。

—1stはすごく時間がかかったと聞いたけど、今回はかなり短いスパンでリリースされたよね。

新間:『SUITE』は録り始めてからリリースまで2年位かかったけど、主にダラダラしてた時間がほとんどだから(笑)。今回は、実質アルバムの制作期間でいうと3ヶ月くらいかな。GW初日から録り始めたから。

—〆切はあったの?

関:自分たちで〆切を設定して、中井さん(kitiレーベルオーナー)に「このあたりの時期に出します」って(笑)。

—夏を連想させる曲がかなり多いなという印象だったので、リリース時期は今の時期に想定されていたのかな、って。

新間:実を言うとそこまで夏の曲って感じじゃないけどね。

—うーん。夏に特化した感じというより、季節の移り変わりのようなものを連想させる曲が多い気がするね。

関:季節の曲ばっかりになっちゃいました。

新間:「歌うべきこと」で考えていったらもう、春夏秋冬、花鳥風月くらいになるよね。

—さっき、ロラン・バルトの『表徴の帝国』という本を読んでいて、その中で日本の俳句について論じていて。基本的に、俳句における詩(ポエジー)というのは、言葉で表現できることを言葉で表現するのではなくて、言葉の一義的な意味そのものを宙吊りにすることによって、言葉で表現できる向こう側のことを裂け目として見せていくものなのだ、といっていて。

新間:確かに。例えばだけど「文化の日」って単語ひとつとっても、ひっついてるイメージって受け手によって連想するものは全然違うだろうし。一人ひとりが思い描いたイメージが借景となって、その単語をいかようにも解釈できる方が詩として豊穣な気がするねえ。

—禅の思想とかにも近いかもしれないけれど。だから、花鳥風月や、愛みたいなことしか歌うべきことが残らないというのは、それらのことを主題として歌っているというより、言葉の表現のある種の行き着いていくべき先、という気がしていて。もちろんその行き方が歌詞における唯一の正解であるわけではないのだけど。みんなみたいな大人になってくると、なんだろう、自然とそういう方向に行くのかな、なんて思ったりしました。

新間:もう、そぎ落とされてしまって(笑)。

—歌詞を書いている時って、途中から意味そのものを考え続けるというか、自動筆記的に手が動いていくみたいな瞬間ってない?

関:ああ、あるかもしれない。

—うーん。なんというかそれは無理やりかもだけど、20代までじゃなくて30代以降の感覚なのかも。

新間:関は歌詞をわりとすぐ書ける人?

関:いや、すぐは書けないです。集中している時はすぐ書けるけど、そういう時は珍しいです。

—今日、新間からLINEで、それぞれの歌詞のテーマというか覚書をもらって。あとで詳しく訊くけど、関の言葉をまとめて新間が送ってくれたんだよね?

新間:そうそう。

—なんかそれらを読んでいて、1983を表すのに良いんじゃないかなと思うキーワードを思いついて。「等身大の背伸び」っていう。

関:おお。

新間:そうだね。出来る範囲での背伸び。

—すごく前のめりに明日の飯を食うためにやってやるんだ!という感じではないとは思うし、一方で余裕のある大人の趣味趣味音楽にもなっていない、という。良質のポップミュージックの歴史を踏まえつつも、一方で2016年の東京に生きる30代の男性たちの生活感覚もそこにある、というか。

新間:生活者としてのつぶやき、というのは関もよく言ってるよね。

—今回アルバムで都会的だけど決して派手ではなくミディアム・テンポの曲が多いのとかもなんか、なんか「等身大の背伸び」って感覚がぴったりかもなあ、って。その辺りが音楽的にも絶妙な特異さになっているのかも。

関:そうですね。たしかに何か目的があって作っているわけではないから、そういうバランスになっているのかな。自分の場合は曲も歌詞も断片的に作っていく感じなんです。「今日はここまで作ったな」で、また時間が出来た時に「今日はここまで作ったぞ」と。「最初のヴァースは出来たけど、それ以降は出来ないな」というときは、一度放っておいて、また例えば台所とかでちょっと時間あるときにギター持ちながら書いてみる、の繰り返しで曲ができる。

—なるほど。生活の中に無理なく創作が入り込んでいるというか。
1stのインタビューの時に「とにかく自分の曲を作ったり、人に見せたり聴かせるのは恥ずかしい」って言っていたけど、基本的には表現するってこと自体は、恥ずかしさがつきまとって当然だよね。だから、すごく気張って「カッコいいだろ」って感じでもないし、一方で「等身大の生活を歌っているよ」感もなくて。だからそれが「等身大の背伸び」って感覚なのかも。音楽的にもすごく心地よい絶妙なラインに昇華されているというか。


関:スター性が無いというか(笑)。

新間:国民の兄弟的な親しみやすさ(笑)。



マニアックに突き詰めるような作り方は、今回はしなかった(関)

—関は今回は曲を作る恥ずかしさというのは払拭されたの?

関:いや、あんまり払拭されてないですね。前と同じ。今回のアルバムに入っている曲、例えば「文化の日」や「サマーミラージュ」は1stが出る前からある曲なので。ちなみに「文化の日」は「不明なアーティスト」(新間と柴崎が毎月高円寺円盤で行っていたライブ&トークイベント)で初めてやったんですよ。

—え、そうだっけ。

関:そうなんです。(2014年に)弾き語りでやって。

—新間も覚えてない?

新間:いや、俺は見れてないの。自分も出演する回だったのに大遅刻してしまったという(苦笑)。だから遅刻しないで関の演奏を見ていたら「文化の日」はもっと早く日の目を見ていたかもね。「あの曲良いからやろうよ」となったかも。

関:その時は誰にも何も言われなかったから、寝かしたんです(笑)。

新間:「ああ、この曲ダメなのかな?」って?

関:それで、「2ndの為に曲を作ろう」って段になったので、「ちょっと録音してみようか」と思って自分でデモを録ってみたんです。

—1stを出して以降、世の中の不特定多数の人たちに聴かれて、「自分の知らない人たちにも自分の表現が聴かれている」んだなっていう自覚は、2ndの曲作りにおいて何か反映されているのかな?

関:ああ…(少し考えこむ)。

—なんかそこがあまり無い気がしたんだよね。

関:うーん、確かにないかもしれない(笑)。自分を第三者的な視点でとらえて、そのアーティスト像に沿って曲を作ろう、とか。

—リスナーから「こういうイメージでいてほしい」と求められている存在なんだって自分を捉えたりすることは?

関:あまりないですね。

新間:そういう気負いはないの?

関:もっとロールプレイしたほうが良いのかもしれないけど、ミュージシャンぽく。

—どうなんだろう、それがないからこその1983ならではの魅力なんじゃないかな。

関:30才も超えてくると、ある程度自己同一性も安定感が出てくるというか。あんまりどこの場に行っても振る舞いが変わることがないというか、逆に変えられなくなってくるのかもしれないですね(笑)。

—平たく言えば大人になったなあ、ということか(笑)。

新間:社会性を帯びることで、むしろ色んな顔を持たなくなっていく、みたいな。

—だからこそ、みんないわゆる「コアな音楽ファン」で、ロックやポップスの中の歴史や文脈、カテゴリを踏まえた上ですごく意識的に音楽を聴くメンバーが揃っていると思うんだけど、一方で陥りがちな、いやらしく蓄積や音楽的言語を「引き出しから出してきましたよ」って感じが無いのかもね。今回のアルバムでは、より楽しみつつやっている感があって、聴いていて心地良いのかな。印象で言うと、何かジュクジュクしたものがなくて、ブライトな感じ。

新間:作り込み過ぎてしまうとやっぱりすごく息苦しくなっちゃうから、それは避けたいねって関ともよく話していたね。どこかしら遊びやハズしを入れる美学というか。

—おそらくマニアックに作りこむ、というのも本当は出来るよね?

新間:そうそう、それはそれでとても美しい表現だと思うんだけどね。ハイラマズとか、ブライアン・ウィルソン系譜の、閉じこもってインナーに突き詰めていく孤高の音楽にも憧れはあるけれど。自分たちの資質じゃないかなぁ。

関:多分メンバーの誰かしらがイニシアチブを取って、引用とかを散りばめようとすれば出来ると思うんですが、今の所そういうやり方はしないというか。突き詰めだすと、それこそさっき言った息苦しさにつながっていってしまうのだと思うし。

—長いことみんな音楽趣味人としての経験が蓄積されているからこそ、かえってそういう引用に安易に行かないのかもね。血肉化されているからこそ、というか。

関:谷口くんのピアノとか、血肉そのもの感ありますね(笑)。

新間:自分たちの世代は、情報がたくさんある中で取捨選択して聴くというよりは、一枚一枚探して行って、一枚をどんどん深く掘っていくという感じだったから。お金も限りあるしYouTubeも無かったし。たとえ「だめだこりゃ」と思うレコードでも聴き続けたし、ダサさやB級感も含めて愛せる心意気というか。だから、センス良く取捨選択して引用をして、みたいな方法論が出てこない理由なのかも。

—例えば、90年代初頭でいうと「渋谷系」という大きなムーヴメントがあって、そこでは取捨選択だったり編集感覚というものが大きなアイデンティティとしてあったと思うけど、90年代後半はそれに対しての揺り戻しみたいのもあったよね。

新間:「名盤探険隊」みたいに、きちんと一回文脈の中でセレクトされたようなものが出てきたりとかね。そういったレコード紳士諸先輩方からのバトンは、大学のサークル時代かなり自覚的に受け取った、誰にも頼まれてないけど。

—歴史性とか正統性とかみたいなものを今一度見つめなおしてみましょう的な流れはあったかもしれないね。それこそ老害感のある言い方だけどあえていうと…歴史感覚だったり文脈みたいなものから離れていった音楽聴取の仕方に対して、もう一回「バック・トゥ・ルーツ」してみよう、というのが空気感としてあったよね。海外ではアメリカーナの勃興も同時的に興っていたし。ウィルコとかが本当に存在感を増してきたのもその辺りで。

新間:「バック・トゥ・ルーツ」の流れは確実にあったね、大学の時に。21世紀が来たのにベルボトムに柄シャツだったし(笑)、かたやリプレイスメンツやアンクル・テュペロのカバーやったり。

関:局地的だったのかもだけど。

—渋谷系とか本当にイヤだったものね(笑)。(注:今は違います)

新間:めっちゃ嫌ってたよね、大学の頃。

—オリーブ的な価値観が残滓のようにまだ空気中に含まれていた時代の話。

新間:そういう風に考えると、今なんかそういう価値観に対しての憤りみたいなものは全然無くなったなあ。

—でも、インターネットカルチャー出自のかつての渋谷系的な編集感覚はまた昨今出てきているし、それもとてもおもしろいなあ、と思う。ハードは変われどソフトに対しての感覚はリンカネーションしていく、というか。

新間:渋谷系と昨今のシティポップムーブメントは同じって話はなるほどなーと思った。昔のクイックジャパンとか読むと「俺たちを渋谷系と呼ぶな」みたいな話がよく出てきて、何でわざわざ表明するのか謎だったけど、いざシティポップで当事者になってみて初めて気持ちがわかった(笑)。

—そういう意味で1983の魅力を再び考えるなら、なんかそういうキュレーション的なかっこよさみたいなのも無いし、ロックおじさんとして若者らに啓蒙する、みたいなのも無いし、とてもフラットな意味で「洋楽好き」の人達によるすぐれた音楽である、というところかもね。なかなか日なたに出てきてないだけで、そうやって普通に音楽が好きな人というのはいつでも必ずいるのかな、って。

関:うん。そういう人たちに聴いてもらえたら嬉しいですね。



日差しが強くない国のサウダージをカタチにできたらと(新間)

—1stとここは違う風にしよう、と思って作ったところはありますか?

関:『SUITE』は割りと、「楽しいね」とか「好きだよ」とか分かりやすい歌詞だったと思うんですが、今回は少し違うかな。今回はあえて言うなら「ちょっと何かよくわからないこと」を歌おうかなと思って。

—抽象的というか?

新間:抽象的な歌詞は多いよね。映像的だけど、抽象的。

関:なんだろう。あとは単身者のつぶやき、みたいな(笑)

新間:SNSにはつぶやかない(笑)。

関:絶対つぶやかない(笑)。

—SNS的世界とはまったく逆の歌詞かも。

新間:そもそもバンド名がSEOとまったく逆の発想だからね。「1983」読み方わかんないし。タツ(仲原達彦)にも「いまいちばん検索しにくいバンド」って言われています。

—みんなが具体的に共感できるキーワードみたいなものが意識的に排除されている気がして。バズらなそうだな〜みたいな。
さっきのバルトの話じゃないけど、言葉に負わされている意味や文化的喚起力を駆使して、みたいな発想からは程遠くて。特定の固有名刺や時代的なキーワードを置いて、そこに醸される文化的意味を最大活用していく、みたいなのの、逆。もっとわかりやすく言うと「サブカル」の逆。ある意味ですごくオーセンティックな作詞。それは意識せずに?


関:そうですね。漠然とした意識としてあるような。そもそもあんまりそういう固有名詞とかエッジの効いた言葉が自分から出てこないかな。

新間:例えばミツメの川辺くんはパンチラインが書ける人で、だからこそ、意図的に歌詞からフックを減らしてきた的なことを『A Long Day』のインタビューで言っていた。

関:(パンチライン)書きたいですけど、書けるなら。

—うーん。関の場合は意識して排除しているというより、やはり無意識的なんだね。なんだろう、そういうポストモダン的な文脈遊びみたいなものが一切匂ってこないのが、個人的には好きです。

新間:だからそういう意味でも正統派な歌詞。

—ニュー・ミュージック的。

関:今はもうマイノリティかもしれないけど(笑)。

新間:普段づかいの言葉の組み合わせによる魔法というか。そういう歌詞が持つ奥行きと、曲が持つ黄昏の映像的な感じが、アルバムを作るにあたって送ってもらった「文化の日」のデモ音源で一番印象的だった。

関:自分は黄昏っぽくしようという自覚はなかったんです。

新間:ちょうど自分が去年の11月くらいにトクマルさんのサポートで香港とかシンガポールを回った時に、iPodで関のデモを聴きながらアジアの街をぶらついたんだけど、海外の街より、やっぱり帰国して築地とか日本の街の黄昏時を一人で歩きながら聴いた時の方がグッと来た。だから、この感覚を軸にアルバムを作ったら、ものになると思ったし、この時代にこれを出す美しさを感じたよね。南米の日差しが強くてコントラストがくっきりしたサウダージでなく、そういう水彩画みたいな淡い「和サウダージ」みたいなトーンで統一できれば、まあ売れないかもしれないけど、この感じを必要としてる人は絶対にいると思ったかな。

NEWS | 2016.9.9
 

1983 「Slow LIVE’16 in 池上本門寺」出演決定!

slowlive16
今週ニューアルバムをリリースした1983、「Slow LIVE’16 in 池上本門寺」に出演決定しました!
Charさんや、中納良恵(EGO-WRAPPIN’) さんも出演される9月3日(土)にOAとして出演させていただきます。

〈Slow LIVE’16 in 池上本門寺〉
2016年9月3日(土)東京 池上本門寺・野外特設ステージ
出演:Char / 中納良恵(EGO-WRAPPIN’) / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / ましまろ / GLIM SPANKY(アコースティック2人編成) / 土岐麻子 / and more
問合せ:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
http://lultimo.jp/
*1983はOAとして9月3日(土)の出演となります。

また、リリース記念ツアーとインストアイベントも決定しています。
ぜひチェックしてみてください!

<1983 “golden hour” release tour>

2016/9/24(土)名古屋 金山ブラジルコーヒー
開場19:00/開演19:30
前売 2300円+1D / 当日 2800円+1D
共演 inahata emi、トゥラリカ
ご予約 okaiueo@gmail.com

2016/9/25(日)京都 アバンギルド
開場18:30/開演19:00
前売 2,300円 +1D / 当日 2,800円 +1D
共演 Turntable Films、原田晃行
ご予約 homesick.kyoto@gmail.com

2016/10/8(土)東京 TSUTAYA O-nest
開場18:00/開演18:30
前売 2,800円 +1D / 当日 3,300円 +1D
共演 王舟(バンド編成)、may.e、エマーソン北村(NEW !)
ご予約 各プレイガイド(8/20~)、レーベルHP、info.kiti@gmail.com、O-nest店頭

[ INSTORE EVENT ]

●タワーレコード渋谷店
“Pied Piper House Presents 1983『golden hour』発売記念 1983+長門芳郎トークショー&ミニライヴ”
日時:9月16日(金)20:00
場所:渋谷店5F PIED PIPER HOUSE in TOWER RECORDS SHIBUYA前特設ステージ
出演:1983、長門芳郎
対象店舗:渋谷店
参加方法:観覧フリー

●タワーレコード新宿店
“1983(イチキュウハチサン)「golden hour」発売記念インストアイベント ミニライブ&特典お渡し会”
日時: 2016年9月29日(木) 21:00
場所: 新宿店 7F
対象店舗:新宿店 、池袋店
参加方法:観覧フリー

———-

NEWS | 2016.8.19
 

1983 本日発売の”golden hour”より”feelin”のMVを公開!

1983、今週8/17発売のニューアルバムより第2弾MVを公開しました!
レコ発東京公演には「エマーソン北村」さんの追加出演も決定です!
ツアーやインストアなども決まっていますのでぜひあらためてチェックしてみてください。



1983『feelin』(Official Music Video)



監督:仲原達彦
出演:関信洋 (1983)、森本華


[ RELEASE TOUR ]

2016/9/24(土)名古屋 金山ブラジルコーヒー 
開場19:00/開演19:30
前売 2300円+1D / 当日 2800円+1D
共演 inahata emi、トゥラリカ
ご予約 okaiueo@gmail.com

2016/9/25(日)京都 アバンギルド
開場18:30/開演19:00
前売 2,300円 +1D / 当日 2,800円 +1D
共演 Turntable Films、原田晃行
ご予約 homesick.kyoto@gmail.com

2016/10/8(土)東京 TSUTAYA O-nest
開場18:00/開演18:30
前売 2,800円 +1D / 当日 3,300円 +1D
共演 王舟(バンド編成)、may.e、エマーソン北村(NEW !)
ご予約 各プレイガイド(8/20~)、レーベルHP、O-nest店頭


[ INSTORE EVENT ]

●タワーレコード渋谷店
“Pied Piper House Presents 1983『golden hour』発売記念 1983+長門芳郎トークショー&ミニライヴ”
日時:9月16日(金)20:00
場所:渋谷店5F PIED PIPER HOUSE in TOWER RECORDS SHIBUYA前特設ステージ
出演:1983、長門芳郎
対象店舗:渋谷店
参加方法:観覧フリー

●タワーレコード新宿店
“1983(イチキュウハチサン)「golden hour」発売記念インストアイベント ミニライブ&特典お渡し会”
日時: 2016年9月29日(木) 21:00
場所: 新宿店 7F
対象店舗:新宿店 、池袋店
参加方法:観覧フリー

NEWS | 2016.8.17
 

1983 最新MV『文化の日』を公開!ツアー詳細、ジャケット写真も公開です。

8/17リリースの1983(イチキュウハチサン)のニュー・アルバム”golden hour”より
『文化の日』のミュージックビデオを公開しました。
歌詞の世界ともリンクした素晴らしい内容です。ぜひご覧ください。



監督/撮影/編集 みかなぎともこ http://heyabaji.com/
企画協力 井手健介 http://idekensuke.blogspot.jp/
撮影協力 長田屋商店(長野県下伊那郡阿智村)http://www.vill.achi.nagano.jp/site/teiju/achikazoku-hito-koike.html

撮影協力
苅谷 涼子
西尾 峻
齋藤 圭祐
齋藤 梨江

また、ツアー詳細も決定しました!
ジャケット写真も公開!
発売まであと少しです。

1983 “golden hour” release tour

cover_rough
artwork by chanson sigeru

1983″golden hour”release tour

2016/9/24(土)
名古屋 金山ブラジルコーヒー
開場19:00/開演19:30
前売2300円+1D / 当日2800円+1D
共演 inahata emi、トゥラリカ
ご予約 okaiueo@gmail.com

2016/9/25(日)
京都 アバンギルド
開場18:30/開演19:00
前売 2,300円 +1D / 当日 2,800円 +1D
共演 Turntable Films、原田晃行
ご予約 homesick.kyoto@gmail.com

2016/10/8(土)
東京 TSUTAYA O-nest
開場18:00/開演18:30
前売 2,800円 +1D / 当日 3,300円 +1D
共演 王舟(バンドセット)、may.e、エマーソン北村(NEW!)
ご予約
・各プレイガイド(イープラス、ぴあ、ローソンチケット)8/20(土)~
・O-nest店頭
・ご予約フォーム


お名前 (必須)*お名前はカタカナフルネームでお願いします。


メールアドレス (必須)*アドレスをお間違えになりますと確認メールが届かないことがございますのでご注意ください。


ご希望枚数 (必須)



ご入場はプレイガイド→メール予約の順番になります。


<特典情報>
・タワーレコード、HMV、JET SET、他各店:ジャケ写ステッカー
(タワーレコードのイベント対象店舗はイベント当日お渡しで音源CD-Rの追加特典も有り)
・DISK UNION:キーホルダー

<インストア情報>
●タワーレコード渋谷店
“Pied Piper House Presents 1983『golden hour』発売記念 1983+長門芳郎トークショー&ミニライヴ”
日時:9月16日(金)20:00~
場所:渋谷店5F PIED PIPER HOUSE in TOWER RECORDS SHIBUYA前特設ステージ
出演:1983、長門芳郎
イベント内容:トーク&ミニライヴ&特典会 観覧フリー
対象店舗:渋谷店

【特典会参加方法】
・タワーレコード渋谷店で8/17発売のCD『1983/golden hour(ARTKT-013)』をご購入の方に先着で「特典引換券(音源CD-R)」を差し上げます。特典引換券をお持ちの方はイベント終了後、特典お渡し会にご参加頂けます。

【同時開催】
長門芳郎サイン会
・タワーレコード渋谷店で7/15発売の書籍『PIED PIPER DAYS』をご購入の方に先着で「長門芳郎サイン会参加券」を差し上げます。サイン会参加券をお持ちの方はトークショー終了後、サイン会にご参加頂けます。
※「長門芳郎サイン会参加券」はパイドパイパーハウス限定オープン期間中の当人が参加する全てのイベントで使用できます。サインは書籍『PIED PIPER DAYS』にさせて頂きます。

●タワーレコード新宿店
“1983(イチキュウハチサン)「golden hour」発売記念インストアイベント ミニライブ&特典お渡し会”
日時: 2016年9月29日(木) 21:00
場所: 新宿店 7F
対象店舗:新宿店 、池袋店
参加方法:観覧フリー。
ご予約者優先で、タワーレコード新宿店・池袋店にて、8/17発売の1983『golden hour』をお買い上げいただいた方に先着で特典引換券を差し上げます。
イベント当日、特典引換券をお持ちの方には、ミニライブ終了後、特典(音源CD-R)を差し上げます。

NEWS | 2016.8.3
 

1983 セカンドアルバム「golden hour」リリース&ツアー日程決定!

およそ1年3か月ぶり、期待のセカンドアルバムがリリース決定!
加えてレコ発ツアーも開催決定しました。
9/24(土)名古屋、9/25(日)京都、10/8(土)東京です!

1983_new
photo by Mei Ehara

1983(イチキュウハチサン)
2nd album“golden hour”

LABEL: kiti
CAT.NO.: ARTKT-013 (kiti-024)
PRICE: 2,300円 + 税
RELEASE DATE: 2016.08.17
BARCODE: 4941135458136
FORMAT: CD / Digital

TRACKLIST:
01.文化の日
02.サマーミラージュ
03.feelin
04.レームダック
05.ロデオの新恋人
06.Into The Gold (part.2)
07.Windy(Album ver.)
08.エメラルド・シティ
09.Courtyard
10.12AM
11.アフリカン・グラフィティ
12.誕生会



小林うてな:Vocal(2,3),Steel Pan(4,5)
ポニーのヒサミツ:Vocal(5,12)
ユミコ:Vocal(5)
増村和彦:Percussion(2,7,8,10,11)
平賀さち枝:Vocal(7)

Windy Ensemble(7)
山本紗織:Flute
てんこまつり:Oboe
大久保淳也:Clarinet
内藤彩:Bassoon
荒井和弘:Trombone

Recorded and Mixed by 馬場友美
Mastered by Alex Wharton

1980年代生まれの東京発5人組シティポップ楽団「1983」。
1年ぶりのセカンドアルバムはサニーデイ・サービス、くるり、キリンジ、など90年代邦ロック黄金時代の豊穣さを受け継いだ新たな代表曲「文化の日」を筆頭に、平賀さち枝、小林うてな(D.A.N.Tropical Support)、ユミコ(YankaNoi/トクマルシューゴ)、ポニーのヒサミツ、増村和彦(ex-森は生きている)等メンバーそれぞれの音楽活動で出会った仲間たちをゲストに迎え、極めて純度が高く清涼感のある日本語ポップスを精製。名門アビーロードスタジオでのマスタリングを経て、人生のBGMとも呼べる強度を携えた作品が完成した。

バンドの黄金期を予感させる充実のセカンドアルバム!

2015年5月リリースの1stアルバム『SUITE』はタワーレコード「季節を彩る名盤100選」選出。また7インチシングル『Windy/ジョンルウ』はJET SETのJapanese Popチャートで1位を記録する等、耳の早いポップスファンの間で急速に注目されつつある1980年代生まれの5人組シティポップ楽団「1983(イチキュウハチサン)」が、およそ1年ぶりとなるセカンドアルバムを完成させた。

「キリンジの三男坊」とも称されるボーカル関の甘くジェントルな歌声と文学的な歌詞、Pitchfork以降のブラックミュージックマナーを踏まえつつ模倣に終わらないソングライティング、オールアメリカンルーツミュージックを起点にジャズ、ラテン、クラシックなど多岐に渡る音楽偏愛に裏打ちされた洒脱で華やかなアンサンブルなど、2016年の今ちょうど聴きたい日本語ポップスが詰まった、まさに彼らの才能が開花した作品だ。

特に冒頭を飾る「文化の日」は、奥田民生が『FAILBOX』で到達した黄金のレイドバック感、スピッツに通底するレクイエム的な歌詞世界を併せ持つ、バンドのひとつの到達点とも言える大名曲。

また、ホーンとシンセの煌びやかな音色と小林うてなのブリージーなコーラスのコントラストが最高に気持ちいいサマーチューン「Summer Mirage」、ホセ・ジェイムズmeetsホセ・アントニオ・メンデスな「feelin」、平賀さち枝をゲストに迎えオーボエ、ファゴットを含む7管+パーカッションを加えたラテン薫るフロア対応のチェンバーポップス「Windy」など各楽曲の彩りも豊かで、アルバム全体を通して飽きさせない内容となっている。

エンジニアには、もはや6人目のメンバーといっても過言ではない盟友・馬場友美。マスタリング・エンジニアには、これまでビートルズのリマスタリングを始め、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインやルーファス・ウェインライトなどの作品、レディオヘッドやアニマル・コレクティブのアナログカッティング監修も手がける名門アビー・ロード・スタジオのAlex Wharton氏を起用。アートワークは前作に引き続きchanson sigeru。

「1983」が繰り広げる心地よいパーティタイム「golden hour」。
実際に80年代から90年代を知る彼らだからこそ創ることができた、バンドの創作活動の充実ぶりを感じさせる名作の予感です!!

サポートドラマーにイトケン(トクマルシューゴ、相対性理論etc)を迎え今年9月から10月にかけて東名阪ツアーも予定。

1983 profile
1983年生まれのベーシスト新間功人を中心に結成された、80年代生まれの5人組。各個人の音楽史観をルーツミュージックと解釈し、日本ポップスの可能性を追求。ベーシックな4リズムに、トランペットとフルートが華を添える。メンバーはそれぞれ、バンドメンバー/サポートとしてoono yuuki、森は生きている、Peno、トクマルシューゴ、王舟、シャムキャッツ、寺尾紗穂などの録音に参加している。今作の録音後、Drum.Clarinetのミズタニタカツグが脱退し5人体制となる。
新間功人 Bass, Vocal / 関信洋 Guitar, Vocal / 谷口雄 Piano, Organ / 高橋三太 Trumpet / 松村拓海 Flute

[ RELEASE TOUR SCHEDULE ]
2016/9/24(土)名古屋 金山ブラジルコーヒー
2016/9/25(日)京都 アバンギルド
2016/10/8(土)東京 TSUTAYA O-nest
*時間/料金/出演者/ご予約方法、その他詳細は後日発表

NEWS | 2016.7.12
 

ラッキーオールドサン『Caballero』リリースツアー「たいくつ騎士道物語」開催決定!

ラッキーオールドサン『Caballero』発売記念ライブ、
東京、仙台に加えて、京都、名古屋公演も決定しました!

また、各公演ご来場者様全員に「未発表音源を収録したCD-R」を特典でプレゼントいたします!
(仙台公演のみ、後日郵送となります。)

ぜひ、この機会に足をお運びください。

ご予約お待ちしております!

———————————————

lucky_fly
◆ラッキーオールドサン『Caballero』リリースツアー「たいくつ騎士道物語」◆

2016/5/28(土)仙台 SENDAI KOFFEE
2016/6/11(土)京都 Livehouse nano
2016/6/12(日)名古屋 KAKUOZAN LARDER
2016/6/25(土)東京 下北沢440

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◆5/28(土)仙台 SENDAI KOFFEE
「第六回 ほんだな」
duo w/路地裏調査隊
open 18:00 start 18:30
前¥2,500 d込
ご予約/お問い合わせ
hirokixxjp@yahoo.co.jp

◆6/11(土)京都 livehouse nano
「mogran’BAR」
feat.ラッキーオールドサン「Caballero」release party
band set w/SATO(ビバ☆シェリー)、フライデイフライデー
DJ:mogran’BAR crew
open/start 18:00
charge ¥1000(w.1drink)
ご予約/お問い合わせ
ご予約フォーム http://livehouse-nano.com/reserve1.php または info.kiti@gmail.com まで(件名を「6/11京都 ラッキーオールドサン予約」とし、お名前と人数をお知らせください。)

◆6/12(日)名古屋 KAKUOZAN LARDER
ラッキーオールドサン「Caballero」release party
band set w/ ハートカクテル
open 18:30 / start 19:00
予約 2,500円 +1D / 当日 3,000円 +1D
限定 30名様
ご予約/お問い合わせ
larder@hotmail.co.jp または info.kiti@gmail.com まで(件名を「6/12名古屋 ラッキーオールドサン予約」として、お名前と人数をお知らせください。定員枠が少ないため、キャンセルの際はお手数ですが必ずご連絡いただけますと幸いです。)

◆6/25(土)東京 下北沢440
ラッキーオールドサン『Caballero』発売記念ライブ
– たいくつ騎士道物語
band set w/ annie the clumsy
open 12:30 / start 13:00
ご予約2,500円/当日3,000円 + 1drink(600円)
*小学生未満入場無料。
ご予約方法: イープラス(5/21(土)10:00~)、kiti HPご予約フォーム(5/13(金)21:00~)

6/25(土)下北沢440 ご予約フォーム


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*会場へのご入場は先着順となりますので予めご了承ください。
*メールの受信拒否設定をされている場合、予約完了のメールが届きません。設定の変更をお願いします。
*メールは自動返信となっております。2日経っても予約完了のメールが届かない場合、再度ご連絡ください。
*止むを得ずキャンセルされる場合は公演の3日前までに必ずご連絡ください。

お問い合わせ先:
info.kiti@gmail.com

NEWS | 2016.5.23
 

ラッキーオールドサン『Caballero』発売記念ライブ~東京編~開催決定!

ラッキーオールドサン『Caballero』発売記念ライブ~東京編~開催決定です。
annie the clumsyさんとご一緒させていただきます!

ラッキーオールドサン『Caballero』発売記念ライブ

– たいくつ騎士道物語 –


LOSforCaballero_S
出演:
・ラッキーオールドサン
<サポートメンバー: 田中ヤコブ(Gt.)、渡辺健太(Ba)、岡本成央(Dr.)、谷口雄(Piano)>
・Special Guest: annie the clumsy

会場: 下北沢440
開催日: 2016/06/25(土)
開場/開演: 12:30/13:00
チケット料金: ご予約2,500円/当日3,000円 + 1drink(600円)
*小学生以下入場無料。(小学生は無料でご入場いただけます。)

ご予約方法: イープラス(5/21(土)10:00~)、kiti HPご予約フォーム(5/13(金)21:00~)

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*メールは自動返信となっております。2日経っても予約完了のメールが届かない場合、再度ご連絡ください。
*止むを得ずキャンセルされる場合は公演の3日前までに必ずご連絡ください。

お問い合わせ先:
info.kiti@gmail.com

出演者紹介:

annie the clumsy

annietheclumsy
2010年よりFlight of the Conchordsに影響を受け、宅録で音楽制作を始める。YouTubeやSoundCloudにて主にウクレレを使用した楽曲の発表を続け、2012年、1stDemoアルバム「Annie the clumsy vol.1」を自主リリース。2014年同作を元にGOTOWN RECORDSより初の流通盤、「from my messy room」を発表。CMソングの歌唱・作詞作曲等に携わりながら都内を中心に活動。2015年、Rallye Labelより2ndアルバム「Inside Her Fancy Brain」をリリース。
http://annietheclumsy.tumblr.com/

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NEWS | 2016.5.13
 

ラッキーオールドサン『ゴーギャン』のミュージックビデオを公開しました。

4/20発売のニューミニアルバム『Caballero』より、ラッキーオールドサン『ゴーギャン』のミュージックビデオを公開しました。
撮影/制作にご協力いただいた皆様ありがとうございました。




ラッキーオールドサン『ゴーギャン』(Official Music Video)

監督/撮影/編集: エリザベス宮地
http://debussynetwork.com/movie.html

出演: ナナ、篠原良彰、田中ヤコブ(Gt.)、渡辺健太(Ba)、岡本成央(Dr)、石指拓朗、アヤ、中井寛樹

撮影協力: 森ラジオステーション(月崎)

NEWS | 2016.4.26
 

ラッキーオールドサン セカンド・ミニ・アルバム『Caballero』発売決定です!

みなさま、大変お待たせしました。
ラッキーオールドサン、期待のセカンド・ミニ・アルバム『Caballero』が発売決定です!
エヴァーグリーンなメロディはそのままに、これまでの作品で最もルーツミュージックに接近した挑戦的な作品です。

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photo by 木村和平

ラッキーオールドサン
2nd mini album “Caballero”(キャバレロ)


LABEL: kiti
CAT.NO.: ARTKT-012 (kiti-023)
PRICE: ¥ 1,600 + 税
RELEASE DATE: 2016.04.20
BARCODE: 4941135458129
FORMAT: CD / Digital

TRACKLIST:(全6曲収録)
1.遠くの旅人
2.夜汽車は走る
3.あくび
4.恋の予感
5.ゴーギャン
6.なんとなく



数ある若手バンドの中でも異色の魅力を放つ、エヴァーグリーンなフォーク・ポップ・ユニット、ラッキーオールドサンのセカンド・ミニ・アルバム!
日々の生活にそっと寄り添うように力強く温かな勇気を与えてくれる、声高らかに唄われた人間讃歌。

昨年7月にリリースされたセルフ・タイトルのファースト・フル・アルバムが、じわじわと着実にロングセラーを続ける期待のフォーク・ポップ・ユニット「ラッキーオールドサン」。
2014年12月リリースの「I’m so sorry,mom」に続く期待のセカンド・ミニ・アルバム。

これまでで最も、カントリーやブルースといったルーツミュージックの匂いをまとった雰囲気で、ブルージーなギター・サウンドやバンジョー、ローズ・ピアノといった色とりどりのサウンドが楽曲をより味わい深いものにしている。
彼らの新しい魅力が詰まった、更なる展開を期待させる内容です。

シンプルで素直に心に響く歌詞とタイムレスなメロディが素晴らしく、
その確かな音楽性で、多くの同世代バンドからも熱烈な支持を得ている。

誰もの背中をそっと押してくれる、強い意志と音楽愛に溢れた、末長く聴き続けたい名作の誕生です。

Guest musicians
田中ヤコブ E.Guitar,Banjo、渡辺健太 Bass、岡本成央 Drums、谷口雄 Piano, Rhodes Piano

Recorded and Mixed by 葛西敏彦
Mastered by 木村健太郎

ラッキーオールドサン profile
ナナ(Vo.Key)と 篠原良彰(Vo,Gt)による男女ポップデュオ。 ふたりともが作詞作曲を手がける。
確かなソングライティングセンスに裏打ちされたタイムレスでエヴァーグリーンなポップスを奏でる。
2010年代にポップスの復権を担うべくあらわれた、今後さらなる注目が集まること必至な期待のニューカマー。

2014年11月 渋谷O-Group主催「Booked!」出演。
2014年12月 ファーストミニアルバム「I’m so sorry, mom」発表。
2015年06月 ファースト7インチシングル「坂の多い街と退屈」発表、never young beachとのレコ発ツーマンライブ開催。
2015年07月 ファースト・フル・アルバム「ラッキーオールドサン」発表。
2015年12月 セカンド7インチシングル「ミッドナイト・バス/やりたいようになりたいように(feat.THE LOST CLUB)」発表。
2016年01月 LUCKY TAPES、Lucky Kilimanjaroらと渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて「ぴあ」主催のスリーマンライブが開催。

取扱店舗一覧
タワーレコード各店
HMV各店
ココナッツディスク吉祥寺店
ココナッツディスク池袋店
JET SET 京都店
JET SET 下北沢店
ディスクユニオン各店
RECORDSHOP ZOO
borzoi record
more records
TSUTAYA各店
ヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店 NEW!
ON READING NEW!
FAVORITEBOOKS NEW!
ホホホ座 NEW!
sone records NEW!

インストアイベント情報

ラッキーオールドサン『Caballero』発売記念インストアライブ
@TOWER RECORDS新宿店 ミニライブ&特典会

開催日時: 2016年05月14日(土) 21:00
場所: 新宿店 7F
参加方法: 観覧フリー。
ご予約者優先で、TOWER RECORDS新宿店、渋谷店、池袋店、秋葉原店、横浜ビブレ店、ららぽーと立川立飛店にて、4月20日(水)発売の ラッキーオールドサン『Caballero』(ARTKT-012)をご購入頂いたお客様に先着で特典会参加券を配布致します。イベント当日、特典会参加券をお持ちのお客様は、当日 の特典会(内容未定)に参加頂けます。
対象店舗: 新宿店 ・渋谷店 ・池袋店 ・秋葉原店 ・横浜ビブレ店 ・ららぽーと立川立飛店

NEWS | 2016.3.18
 

ラッキーオールドサン ニューシングル発売&リリース記念イベント決定!

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Illustration by 黒木雅巳

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photo by 木村和平

ラッキーオールドサンの名曲「ミッドナイト・バス」がニューマスタリングで待望の7インチアナログ化決定!
カップリングには、ライブでも好評で永らく音源化が熱望されていた「やりたいようになりたいように」を初収録。
4人組エレクトロ・ギターポップ・バンドTHE LOST CLUBをフィーチャーし、エレクトロ~ニューウェイブ感覚を取り入れた、いつもの彼らとは趣の違う新鮮な録音作品に仕上がりました。
どちらの楽曲も、戸惑いや不安のなかで大人へと成長していく少年少女の夢や希望を歌にした、心にそっと寄り添うように勇気を与えてくれる楽曲です。
数量限定生産です!

ラッキーオールドサン
ミッドナイト・バス
c/w やりたいようになりたいように(feat. THE LOST CLUB)”

LABEL: kiti
CAT.NO.: ARTKT-011 (kiti-704)
PRICE: 1,389円 + 税
RELEASE DATE: 2016.02.24
BARCODE: 4941135458112
FORMAT: 7”(mp3 DLコード付き/45回転)

TRACKLIST:
Side-A: ミッドナイト・バス
Side-B: やりたいようになりたいように(feat. THE LOST CLUB)





<取扱い店舗一覧>
JET SET オンライン/京都店/下北沢店
DISKUNION オンライン/各店
ココナッツディスク吉祥寺店
ココナッツディスク池袋店
TOWER RECORDS オンライン/各店
HMV record shop SHIBUYA
HMV オンライン/各店
SECOND ROYAL SHOP(京都)
RECORDSHOP ZOO(名古屋)
Parks(福岡)
sone records(浜松)
kitiオンラインショップ


<リリース記念イベント>
『華麗なるたいくつ一座』
出演: ラッキーオールドサン
サポートメンバー: 田中ヤコブ(Gt.)、渡辺健太(Ba)、岡本成央(Dr.)、THE LOST CLUB
会場: 新宿プーク人形劇場
開催日: 2016/03/06(日)
開場/開演: 13:30/14:00
チケット料金: ご予約3,000円/当日3,500円
*学割有り: ご予約2,000円/当日2,500円 当日の受付で学生証のご提示をお願いします。
*未就学児入場無料。
ご予約方法: kiti HP ご予約フォームにて受付
お問い合わせ先: info.kiti@gmail.com

特記事項:
*本公演のご予約、お問い合わせは上記のアドレスにて承りますので、会場へのご連絡はご遠慮ください。
*ホール内での飲食はご遠慮ください。ロビーでの飲食は可能となっております。
*会場へのご入場は先着順となりますので予めご了承ください。
*止むを得ずキャンセルされる場合は公演の3日前までに必ずご連絡ください。

*3日経っても予約完了のメールが届かない場合、再度ご連絡ください。
*メールの受信拒否設定をされている場合、予約完了のメールが届きません。設定の変更をお願いします。
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NEWS | 2016.1.21
 

マヒトゥ・ザ・ピーポー FLOWER ME TOUR

mahito_flowerme
マヒトゥ・ザ・ピーポー “Flower Me”  Free Download!



http://mahitothepeople.com

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“マヒトゥ・ザ・ピーポー FLOWER ME TOUR”
*各会場にて詩集”We are the WORD”発売開始!

1月13日(wed)
flower me tour -ワニとサイ-

【会場】
愛媛 ワニとサイ
愛媛県松山市道後湯之町1-39

【LIVE】
マヒトゥ・ザ・ピーポー

OPEN 18:30/START 19:30
ADV.¥2500+(1D)
【チケット予約】
あかねいろ社(氏名・日付・枚数の明記をお願いします)akaneiro.m@gmail.com

1月14日(thu)
flower me tour

【会場】
岡山 301
http://www.saudade-ent.com/301/index.html

【LIVE】
マヒトゥ・ザ・ピーポー
倉内太
青木泰憲
OA 岡崎隼

【BAR】村岡充&岡崎隼

OPEN ???/START ???
ADV.¥???/DOOR.¥???
【チケット予約】
yorunosanpodlx@gmail.com(氏名・日付・枚数の明記の上メール
をお願いします)

1月15日(fri)
flower me tour

【会場】
広島 DUMB RECORDS
http://www.dumbrecords.com/

【LIVE】
マヒトゥ・ザ・ピーポー
anndoe (jailbird Y)

OPEN 18:00/START 18:30
ADV.¥2000+(1D)/DOOR.¥???
【チケット予約】
info@stereo-records.com(日付・氏名・枚数を明記の上メールをお願いします)

info : STEREO RECORDS (082)-246-7983

1月16日(sat)
flower me tour -郁文の種 vol.6-

【会場】
島根 清光院下のギャラリー
https://ja-jp.facebook.com/Gallery.Matsue.Seikoin.shita

【LIVE】
マヒトゥ・ザ・ピーポー
ゲスト:浜田真理子

OPEN 18:30/START 19:00
料金:¥3000
【チケット予約】
ikubunnotane@gmail.com(日付・氏名・枚数を明記の上メールをお願いします)

1月17日(sun)
flower me tour -タヌキツネコ泣いたvol.6-

【会場】
兵庫 姫路 ハルモニア
http://himeji-harmonia.com/

【LIVE】
マヒトゥ・ザ・ピーポー
ゑでぃまぁこん

OPEN 18:00/START 18:30
ADV.¥1500(+1D)/DOOR.¥2000(+1D)
【チケット予約】
こちらのページよりお願いします。http://himeji-harmonia.com/contact

1月19日(tue)
flower me tour

【会場】
大阪 北堀江 蒼月書房
http://ao-tsuki.com/

【LIVE】
マヒトゥ・ザ・ピーポー

ゲスト:VJ STANG

OPEN 19:00/START 20:00
ADV.¥2500(+1D)
【チケット予約】
info@ao-tsuki.com(日付・氏名・枚数を明記の上メールをお願いします)

1月20日(wed)
flower me tour

【会場】
京都 まほろば
京都市左京区高野西開町15

【LIVE】
マヒトゥ・ザ・ピーポー
オクノ修

OPEN 18:00/START 19:30
ADV.¥2000(+1D)
【チケット予約】
homesick.kyoto@gmail.com(日付・
氏名・枚数を明記の上メールをお願いします)

1月21日(thu)
flower me tour

【会場】
奈良 apa apa cafe
http://apaapacafe.com/

【LIVE】
マヒトゥ・ザ・ピーポー
五味岳久&五味拓人(from LOSTAGE)
ゆうき(オオルタイチ+ウタモ)

OPEN 18:00/START 18:30
ADV&DOOR.¥2800(+1D)
※小さな会場ですので、20名様までのご案内です
【チケット予約】
ytamooog@gmail.com(日付・氏名・枚数・連絡先をご記入の上送信ください。こちらからの返信をもってご予約完了となります。)

1月22日(fri)
flower me tour -龍宮ナイトVol.73-

【会場】
名古屋 栄 spazio-rita
http://spazio-rita.com/

【LIVE】
マヒトゥ・ザ・ピーポー
Gofish

OPEN 19:00/START 19:30
ADV.¥2000(+1D)/DOOR.¥2300(+1D)
【チケット予約】
ryugu-night@re.commufa.jp(日付・氏名・枚数を明記の上メールをお願いします)

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NEWS | 2015.11.25
 

1983 最新7インチシングル発売&主催イベント開催決定!

1983の最新7インチシングルの発売決定です!
あわせて2015年を振り返る主催イベントも開催決定!
ご予約は下記のご予約フォームで受付中です。

[ Release ]

ARTKT-010_500
1983「Windy/ジョンルウ(外灘行進曲ver.)」
発売日: 2015/12/30
レーベル: kiti
品番: ARTKT-010 / kiti-703
定価: 1,389円+tax
曲順: A-Side Windy  試聴 / B-Side ジョンルウ(外灘行進曲ver.)
フォーマット:7インチアナログ(mp3ダウンロードコード付き)
回転数: 45RPM

<取扱店舗>
JET SET
ディスクユニオン
ココナッツディスク池袋店
RECORD SHOP ZOO
タワーレコード
HMV
kiti オンラインショップ



1983、年の瀬の新作は両A面の7インチシングル! ラテン薫るフロア対応のチェンバーポップス!

今年5月にリリースされたファースト・アルバム「SUITE」が各所で高い評価を受けた、80年代生まれの6人組「1983(イチキュウハチサン)」。アルバム以降の新境地を感じさせるニューシングルが発売決定!

共にオーボエ、ファゴットを含む7管+パーカッションを加えたチェンバー編成。
ドリーミーなホーンが最高に気持ちいい新曲「Windy」と「ジョンルウ」新録VerをCW。
アートワークはchanson sigeru。

Guest Musicians:
per増村和彦(ex-森は生きている)、cl大久保淳也(ex-森は生きている)、fl山本紗織(ayU tokiO/Peno/王舟/惑星のかぞえかた)、obてんこまつり(biobiopatata、マリアハト)、fg内藤彩(ex-吉田ヨウヘイgroup)、tb荒井和弘(TAMTAM、箱庭の室内楽)

Recording & Mixing Engineer : 馬場友美
Mastering Engineer : 木村健太郎
Illustration : chanson sigeru


無事終了いたしました。沢山のご来場ありがとうございました。

[ Release Event ]
12/26(土)
下北沢440
「1983と振り返る2015」
12:30open
13:00start
出演:1983 / YankaNoi TRIFORCE set
前売¥2,500 / 当日¥3,000(1order別)
*7インチ先行販売予定!
http://www.club251.co.jp/440/
ご予約フォーム:


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ご希望枚数 (必須)



*ご入場は当日先着順となります。

http://www.the1983band.com/

NEWS | 2015.11.24
 

三村京子『いまのブルース』発売決定!

三村京子、およそ5年ぶりとなるニューアルバムの発売が決定しました!
発売記念イベントも12/17(木)神保町の試聴室にて開催決定です!

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photo by 植本一子

多くのミュージシャン等からも賛辞を受ける女性シンガー三村京子、5年ぶり待望のニューアルバム。
道端に咲く野花のようにありのままに、いまを映したブルースフォーク。


前作発表から5年、通産4枚目となる待望のニューアルバムが完成。
バンドサウンドを全面に押し出した前作から一転、近作ではふたりのギタリストの参加を除き、ほぼ彼女がひとりで作詞・作曲から演奏までを務めた。
前アルバム発売後の活動休止期間を経て、もう一度音楽の初心に立ち返ったかのような、シンプルでプリミティヴな彼女の魅力が最大限に発揮された本作は、ひとつひとつの言葉がストレートに胸に響く。
アルバムの象徴であり冒頭を飾るタイトル曲「いまのブルース」に始まり、フィンガーピッキングが軽快なミディアムチューン「むこう」や、アグレッシヴなブ ルースフォーク「鏡」、エンディングを飾る小曲「center line blues」まで、それぞれ個性が際立った多彩な楽曲が並ぶ全13曲。
明るさも暗さもー希望も痛みもー抱きとめ生きる生活の日々の瞬間瞬間から立ちのぼる、「いま」が切り取られた純粋で新鮮な歌。
声にならない声を歌にし淡い希望を込めた、雨上がりの空に射す一筋の光のような、ひとりの歌い手が紡いだ無垢なセルフ・ポートレート。
斉藤友秋(ex-細胞文学)、フジワラサトシがいずれもギターで参加している。

三村京子 profile
神奈川県生まれの女性シンガーソングライター。
2002年に三輪二郎、あだち麗三郎と「京子と二郎と麗三郎」を結成、2004年に解散。 2004年、ライヴを中心とした活動の中で、フォークミュージシャン三輪二郎氏と、宅録一発録りしたアルバムをモナ・レコードより発売。収録曲「Hello, west orange」が大阪のFM802で話題になり最初の代表曲となる。 2005年、off noteレーベルのツアーに参加し知り合ったジャズ系ベーシスト・船戸博史氏(ふちがみとふなと)のプロデュースによりアルバム『東京では少女歌手なんて』を 2008年4月に自主レーベル星犬舎から発売。 2010年、、『みんなを屋根に』を星犬舎とkitiからの共同リリースで発売。

三村京子「キス」on SoundCloud



ARTIST: 三村京子
TITLE: いまのブルース
LABEL: kiti
CAT.NO.: ARTKT-009(kiti-022)
PRICE: ¥ 2,200 + 税
RELEASE DATE: 2015.12.16
BARCODE: 4941135458099
FORMAT: CD / Digital

TRACKLIST:
1. いまのブルース
2. あのひとの生きた一本線
3. いちばんぜいたくなごはん
4. むこう
5. うみ
6. きんいろ
7. 半分朽ちた城
8. キス
9. 鏡
10. 背骨
11. 大事なともだち
12. 口実
13. center line blues

All songs 三村京子
Except track 5 lyric 依田冬派

Additional guitars track 5,7 フジワラサトシ / track 12 斉藤友秋

Recording & Mixing & Mastering 近藤祥昭 (Gok Sound)

Photo 植本一子
Design ゴロゥ

発売記念イベントも開催決定!

RELEASE EVENT
三村京子4th album「いまのブルース」発売記念ワンマンライブ
出演: 三村京子 Opening Guest 斉藤友秋
会場: 神保町 試聴室
日程: 2015/12/17(木)
開場/開演: 19:30/20:00
料金: 2,000円(ワンドリンク、スナック込)
ご予約: 神保町 試聴室 HP http://shicho.org/

『いまのブルース』発売記念 Hello, west friends TOUR 2016
出演:三村京子(vo,ag)/フジワラサトシ(vo,eg)

【第一夜 ~富士を横目にバス栗毛。浜松娘はパンの香り~】
2月27日(土)
会場:one too many mornings(天然酵母パンの店)
静岡県磐田市豊田西之島259
競演:NObLUE
開場17:30開演18:30/予約1500円当日1800円(1d.o.別)
予約:otegamiアットgmuisstud.net(アット→@)

【第二夜 ~モツ焼き焼いてもヤキモチ焼くな。中崎町で会いましょう~】
2月28日(日)
会場:創徳庵
大阪市北区中崎町西4−2−30
http://s.ameblo.jp/soutokuann/
競演:元山ツトム
開場19:00開演19:30/予約2000円当日2300円(1d.o.別)
予約:soutokuannアットyahoo.co.jp(アット→@)

【第三夜 ~コンビニ寄ったら今夜はブギウギバック~】
2月29日(月)
会場:KDハポン
名古屋市中区千代田5丁目12−7
http://www2.odn.ne.jp/kdjapon/
競演:小池喬
開場19:00開演19:30/予約1800円当日2000円(1d.o.別)
予約:kdjaponアットgmail.com(アット→@)

取扱店舗一覧

蒼月書房
ココナッツディスク池袋店
borzoi record (new!)
HOPKEN (new!)
ディスクユニオン各店
TOWER オンライン事業部
TOWER 横浜ビブレ
TOWER 吉 祥 寺 店
TOWER 久 留 米 店
TOWER 京 都 店
TOWER 広 島 店
TOWER 札幌ピヴォ店
TOWER 秋 葉 原 店
TOWER 渋 谷 店 3F
TOWER 新 宿 店8F
TOWER 仙 台 店
TOWER 池 袋 店
TOWER 難 波 店
TOWER 梅田NU茶屋町店
TOWER 梅田大阪マルビル店
TOWER 八 王 子 店
TOWER 福 岡 店
TOWER 名古屋パルコ店
TOWER 鈴 鹿 店
HMV インターネット
Amazon
OTOTOY(配信)

and more!(随時更新いたします。)


NEWS | 2015.11.13
 

牧野ヨシ「野暮ったい服を着てどこへゆく」リリース決定!

COPIES~ラッキーオールドサンでも活躍する、ベースプレイヤーであり大衆音楽家「牧野ヨシ」初の一般発売アルバムがリリース決定です!
人生のお伴として末長く聴き続けられる、味わい深い名盤です!

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牧野ヨシ
Debut Full Album“野暮ったい服を着てどこへゆく”

ARTIST: 牧野ヨシ
TITLE: 野暮ったい服を着てどこへゆく
LABEL: kiti
CAT.NO.: ARTKT-008
PRICE: 2,000円 + 税
RELEASE DATE: 2015.09.23
BARCODE: 4941135458082
FORMAT: CD / Digital

TRACKLIST
1.野暮ったい服を着てどこへゆく
2.梵鐘
3.花を一輪
4.いいかんじ
5.汗ばむ季節ここらで一服
6.下山
7. よるの散歩
8.ネバーベンド
9.大都市
10. テレキャスター
11.通夜

Recorded & Mixed by 牧野ヨシ
Mastering Engineer PADOK

Illustration by 死後
Designed by ゴロゥ





[篠原良彰(ラッキーオールドサン / COPIES)による作品概要]
「そして社会をわらい、じぶんをわらい、一陣の風は音を鳴らして文の京を駆ける。古びた街、忘れられたまれ人の、あの懐かしい声が復活する。なんてことはない。なんてことはない市井の大業だ。僕の知っている牧野祥広じゃないか。」


COPIES~ラッキーオールドサンでも活躍する牧野ヨシ、サードアルバムにして初の一般発売作品が遂に完成!
繰り返し何度も聴きたくなる、ふと思い出す懐かしい風景のような日本語フォークロックの傑作。

ベースプレイヤーとして、バンド「COPIES」としての活動や、ラッキーオールドサンのアルバム録音やライブに参加する傍ら、シンガーソングライターとして制作された自身の作品は、それらの冠がむしろ不要と言っていいほどに雄弁な言葉と芳醇なメロディにあふれている。
朴訥としながらも温かみのあるヴォーカル、たおやかなギターとベースのアンサンブル、が描き出すいつかの風景は、まるで自分のことのように、誰もの心の中にそっと懐かしい気持ちを呼び起こす。
「家主」の田中ヤコブ、「ラッキーオールドサン」の篠原良彰、岡本成央ら盟友がゲスト参加。

●作曲・作詞・歌・ギター・ベース・ピアノ・マンドリン・アコーディオンなど  牧野ヨシ
●作詞・歌(T11後半)リードギター(T1.3.4.6.7.9.10.11)ドラム(T4.7.8.11)バンジョー(T5)   田中ヤコブ
●ドラム(T1.2.3.6.9)   岡本成央
●リードギター(T1.2)  篠原良彰 (ラッキーオールドサン)

牧野ヨシ profile
自身がベーシストとして参加するバンド”COPIES”や、サポートで参加する”ラッキーオールドサン”などでの活躍も目覚ましい、注目の大衆音楽家。
朴訥として穏やかでありながら、芯の強さを感じさせる日本語フォークロックを奏でる。

– LIVE INFORMATION –

ラッキーオールドサン 1st Album Release Party
〜たいくつ大統領〜

日程: 2015/9/27(日)
開場/開演: 18:00 / 18:30
前売/当日: 2,500円(+1drink) / 3,000円(+1drink)
会場: 新代田FEVER
LIVE: ラッキーオールドサン(band set) 、SaToA、牧野ヨシ
場内音楽: 矢島和義(ココナッツディスク吉祥寺)、田中亮太
ご予約: ローソンチケット、e+、kiti HPご予約フォーム
http://www.fever-popo.com/schedule/2015/09/27/

 

NEWS | 2015.9.1
 

ラッキーオールドサン 1st Album Release Party 〜たいくつ大統領〜

お待たせしました!ラッキーオールドサンのファーストアルバム発売記念イベントの開催詳細が決定です! ゲストには、先日のツアーでもご一緒させていただきラッキーオールドサンとも相思相愛のスリーピースガールズバンド「SaToA」、 アルバムにも参加してくれているベースプレイヤーであり9/23にはソロアルバム発売も控える大衆音楽家「牧野ヨシ」、をお迎えしました。 場内音楽はココナッツディスク吉祥寺店の矢島さん、田中亮太さんにお願いしました。

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ラッキーオールドサン 1st Album Release Party  〜たいくつ大統領〜

日程: 2015/9/27(日)

開場/開演: 18:00 / 18:30

前売/当日: 2,500円(+1drink) / 3,000円(+1drink)

会場: 新代田FEVER

LIVE: ラッキーオールドサン(band set) 、SaToA、牧野ヨシ with 家主、夏目知幸(new!) 場内音楽: 矢島和義(ココナッツディスク吉祥寺)、田中亮太

http://www.fever-popo.com/

前売りチケット: ローソンチケット(L:75513)、イープラス(ともに9/3(木)~発売)

メール予約: 下記ご予約フォーム

*ご入場はプレイガイド発券のお客様優先となります。ご容赦ください。

*確認メールはすぐに送信されます。届かない場合はお手数ですが「info.kiti@gmail.com」までご連絡ください。


お名前 (必須)*お名前はカタカナフルネームでお願いします。


メールアドレス (必須)*アドレスをお間違えになりますと確認メールが届かないことがございますのでご注意ください。


ご希望枚数 (必須)


NEWS | 2015.8.28
 

ラッキーオールドサン『ミッドナイト・バス』PV公開&推薦コメントも到着!

お待たせいたしました!
今週ついにリリースとなったラッキーオールドサンの1stフルアルバムより
『ミッドナイト・バス』のミュージックビデオを公開しました。

監督・編集はエリザベス宮地くん、
録音にも参加してもらっている、渡辺健太くん、舟久保ニキくんが出演してくれています。

ラッキーオールドサン『ミッドナイト・バス』(Official Music Video)



さらに、発売にあたり下記の方々から推薦コメントをいただきました!
皆様ありがとうございます。

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のんきだけれどせつない歌たち。
でも僕には『ミッドナイト・バス』だけがぽつんと、
無口な友達がやっと切り出した本音のように響いて、とりわけ切なく胸を襲いました。
『ミッドナイト・バス』を聞いてから改めて全部の曲を聞くと、
なんだかその無口な友達が決して話さなかった彼が見ていたもの、心に抱いていたことが歌になってるみたいに思えました。

夏目知幸

————————-

誰かに会いたくなった。
ラッキーオールドサンはとっても素敵で、幸せな退屈をくれるみたい。

素敵な言葉が、素敵なメロディーと坂道を下る。ショートフィルムみたいだなぁ。

安部勇磨 (never young beach)

————————-

踏切と坂道のある街で
誰かの耳たぶをそっとなでた優しい風は
いつしか魔法のことばとなって
この部屋へも流れてきた
ラッキーオールドサンの『ラッキーオールドサン』
それは心地よい凪のように見えて、
すっと私の胸を突いたのだ
もっともっと光のほうへ
この手を引いていくかのごとく

田中亮太

————————-

ぼくの中でラッキーオールドサン「ミッドナイト・バス」とThe Undertones「teenage kicks」は同じ棚に入ってる、なんてツイッターに書いたけど、あれはジョークでもネタでもなくて本気なんです。
クインシー・ジョーンズ風に言えば「私の考えるパンクロック」。僕にとってラッキーオールドサンのファーストアルバムはそんな作品。
多くのパンクロックがそうだったように、この音楽を必要としている若者はきっと多い、と確信しています。

矢島和義 (ココナッツディスク吉祥寺店)

————————-

NEWS | 2015.7.17
 

1983 スペシャルインタビューを公開!

いよいよ今週末は1983「SUITE」レコ発です!
発売に際して行った、松永良平さんによるインタビューを公開しました。

IMG_4298
実力派だけど、決して若くはないし、ルックスだってすごくかっこいいわけでもない。スタイリッシュというよりやぶれかぶれといったほうが近い感じもある。
それでも、なんだか捨て置けないし、センスもいいし、愛すべきところがたくさんある。
一番大事なことは、1983の音楽を聴いていると、自分が音楽を見たり聴いたり口ずさんだりすることが好きな理由の、その最初にあった場所みたいなところに、ぐいっと手を引っ張られて連れていかれる気がすることだろう。
面倒見のよいやんちゃな兄貴分(新間)と、センスがいいけど内気すぎてこれまでその才能を知られずにいた弟分(関)。大学時代から続くデコボココンビなふたりの関係が、このバンドを生み出した。
人はそういうつきあいを“腐れ縁”と呼ぶのかもしれないけど、いい音楽が生まれてくるんなら、その“腐れ縁”からしか生まれないものを歓迎したい。

というわけで、1983の新間功人・関信洋のふたりに話を聞いた。

Interview & text by 松永良平


音楽を作っている限りは、やっぱり聴かれないといけないと思ってるので、時間を見つけていい音楽を作るために自分を律するようなところは、わりと僕はありますね。

──1983は新間くんと関くんのバンドなんですよね。参加しているメンバーも、結構あちこちで見かけるつわものが揃っている。でも、中心人物でありながら、一番わからないのが、この“関信洋”という人物のことで。

新間 まさに“不明なアーティスト”(※新間功人が高円寺円盤で主催しているアーティスト・インタビュー&ミニライヴ&オリジナルカレーのイベント)

関 僕はいったい誰なんでしょうね?

新間 もともと僕が大学2年生のときに、トラベリングライトという音楽サークルに関が新入生として入ってきて、それで一緒にコピーバンドを始めたんです。

──じゃあ、それをもう一回やってみよう、的な話ですか?

新間 いや、大学を卒業してからも、たまにスタジオに一緒に入ったりしてたんですよ。でも、いかんせん自分も関も当時はミュージシャンの知り合いは全然いなくて、バンドがちゃんとできないままくすぶってました。

関 「やろう!」っていう雰囲気はあったんですけどね。でも曲は一曲も書いてない。

新間 気持ちだけはありました。仲よいんで月イチでは絶対飲んでたし。そういうときもいつも「バンドやろう!」「やりましょう!」でも、そこで終わり! みたいな。次に集まって飲んだときも、おなじやりとりの繰り返し。

──なるほど。それがどういう拍子で正式なバンドへと?

新間 2012年に北九州のバンド、魚座が東京でライヴをやるということになったんです(2012年10月27日、阿佐ヶ谷Roji)。その前に、阿佐ヶ谷のRojiで自分とチャンタケと「魚座いいよね」って話しながら飲んでたんですよ。そしたら、そこに見汐(麻衣/Manners)さんがやって来て「魚座、めっちゃええよな!」って盛り上がって。でも「遠いから東京には来ないですよね」って言ってたら、見汐さんが「呼ぶわ! だから、あんたら一緒にライヴせえよ!」って展開で。「困ったな」と思ったけど、基本自分は誘われたものは断らないスタンスなので、ちょうどいいやと関を誘ってトリオ編成でやることになったんです。

──曲はオリジナルですか?

新間 そうです。

関 そのときお互いのオリジナル曲を初めて聴きましたね。

新間 僕も、そのライヴの話をもらってから初めて自分の曲を作り始めたんです。だから、その2ヶ月で今1983でやってる曲はほとんどできて。僕の曲と、関が宅録でずっと作ってた曲とで、やることにして。

──そこがはじまりなんですね。

新間 そうだ、でもその前に2012年6月の“阿佐ヶ谷スターロードまつり”(※Rojiのある阿佐ヶ谷の商店街スターロードで、1日かけて行われるお祭り。各店舗ごとに趣向をこらした催しが行われる)の日に、Rojiで僕がライヴの企画をしたんです。そのときに関のバンドも出たんです。Melody Hoyos(メロディ・オイオス)ってバンド名で。

関 ギリシャの巨人みたいな名前にしようってことで付けた名前です。でも、そのバンドもその1日のために組んだんですけど。

新間 そのときに関の曲を聴いて、いいなぁって思ったんです。

──え? ずっと一緒にやってたんでしょ?

新間 でも、オリジナル曲は聴いたことがなかった。2人でやるときはずっとコピーだけだったんです。

──なぜ新間くんにオリジナル曲のこと、ずっと言わなかったんですか?

関 恥ずかしくて(笑)。

新間 僕もそうですね。ポエム作ってるような気がして。高校生だったらまだしも、僕らは20代後半だったからなおさら。

──お互いに、自分の音楽については秘密のまま、ずっと付き合っていたんですね。

新間 飲んでるときも音楽の話はしませんでしたね。刹那的な会話しかしてなかった。

──でも、飲み会はいつも「バンドやりたい!」で終わってたわけですよね?

関 それは通底してました。

新間 なので、“スターロードまつり”があって、魚座のライヴに出ることになったのをきっかけに関を誘ってみたんです。その3人で2ヶ月の間にスタジオに7、8回入りました。ドラムがいないんでリズムボックスとかシンセ使ったりして。

関 試行錯誤しましたよね。

新間 「いいんだけど、ダメだね」って感じで。それで、このまま3人で魚座とライヴをするのは絶対にやばいという気がしたんで、一週間前になってから手当たり次第にメンバーを探して。ちょっと前に八丁堀の七針で、シャンソンシゲルのライヴを見たときに、PenoとかArtless Noteやってるミズタニがドラムを叩いていて。「そういえばあいつのドラムよかったな」と思って誘ってみたらOKをもらえたんです。で、ドラム、ギター、ギター、ベースだけじゃ寂しいなと思って、ホーンも入れてみたくなって。

関 欲が出てきたんですよね。

新間 僕はベーシストの菊地雅晃さんに学生時代から師事していたんですが、菊地さんのバンドに松村拓海ってすごくうまいフルートがいて、歳を聞いたらおない年くらいだったんで「いつか一緒にやりましょう」って話をしてたことがあったんですよ。それを思い出して誘ったら「やるよ」って返事くれて。音源も何も参考になるものがなかったのに。そこから、松村くんというすごいフルートが入ったということを口実にしてもうひとりくらい呼んでみたくなって、早稲田のハイソというビッグバンドのサークルで一年からレギュラーを張ってたトランペットの高橋三太を誘ったら、それもOKだったんです。

──最後に森は生きているの谷口(雄)くんが鍵盤で参加するという流れですね。

新間 谷口が入るのは次の年の4月くらいですね。魚座のライヴは、高橋が入ったところまでの6人で無事に終わって、髙城(晶平)くんにも「よかったよ」って言ってもらえたし、周りのみんなにも評判がよかったので、「これはいけるんじゃないかな」という手応えにはなってました。でも、メンバーが働いていたりで忙しいから、最初のうちは流動的な編成でやってみようかなと思ってましたね。

──バンド名の1983は、もうあったんですか?

新間 その名前でライヴしたんですけど、仮名だったんです。

関 そうだった気がします。

新間 自分は物事に名前をつけるのがすごく苦手なんですよ。当初はビーチボーイズの系譜でやりたいという構想があったので、見汐さんには「Todaysでええやん」って言われたけど、みんなの反応はイマイチで。そのときチャンタケが「新間の生まれた年が1983年だから、“1983”で」って言ったんで、まあ悪くはないかなということで仮名にして、そのまま来たということで。僕しか83年生まれはいないんですけど。

──そうか、チャンタケが名付け親だったんですね。

新間 でも、もともと僕もメンバー編成変えながら流動的にやっていこうと思っていたのと、ライブ2回ぐらい連続でスケジュールが合わなくて、そのうち自然にバンドから抜けていったんです。チャンタケとクロスフェードするように谷口が参加した感じでした。参加する時点では、僕は谷口の演奏は見たことがなかったんですよ。でも、松村くんが82年、自分が83年、関が84年、高橋が86年、ミズタニが87年だったんで、「85年が揃ったらロイヤルストレートフラッシュいけるよね」って言ってたところに、「森の谷口がどうもそうらしい」という話になり、Facebookとかブログで調べたんです。谷口はジャズ研つながりかなんかで高橋三太と仲がよかったんですよ。そしたら、バーンと生年月日が出てきて、「あ! こいつ、1985年だ!」って。

──ストレートフラッシュ(笑)。一個多いですけど。

新間 それで、谷口がどういう音楽が好きなのか見たら、ライアン・アダムスとかジェイホークスとか好きだって書いていて。僕も今P-Vineで森のディレクターをやっている柴崎(祐二)と大学時代にライアン・アダムスやジェイホークスのコピーやってたんで、これなら間違いないと。それで2013年の4月に国立のリバプールで、Gellersのレコ発に森が出たときに行ったんですけど、僕が仕事で遅れたんで森の出番はもう終わってしまってて。階段の踊り場みたいなとこでやたらしゃべり声がうるさい奴がいて、それが谷口だった(笑)。ちょうど一週間後くらいに黄金町試聴室でライヴが決まってたんで「ちょっと鍵盤やらない?」ってナンパしたんです。「いっすよ!」って二つ返事でしたね。とりあえずスタジオに入って鍵盤弾いてもらったら、めちゃめちゃよくって。その後のライヴもすごく手応えがあったし。

──それでだいたいバンドの陣容は固まったと。

新間 そうですね。とりあえずこれで固まりました。音楽で飯食ってる人もいるし、普通に仕事をしてる人もいたんで、ずっとやってはくれないだろうなと思ってたんですけど。

──結果的にいうと、中心の2人を腕利きのメンバーが囲んでいるという構図なんですけど、じゃあ新間くんと関くんは動き出したバンドを、どういうモチベーションで続けることにしたんですか?

新間 僕らも30歳になって、音楽一本で身を立てるというのは無理で。でも、音楽は継続してやっていけるとは思っていたんです。仕事であったり、他の活動もやりつつ、バンドも真剣にできたらいいなというか。

関 僕はずっとバンドをやってなかったので、こういう場があるというのが単純に楽しい。それだけですね。普通に生活している分には、人前で演奏する機会はないわけだし。

──しかも、この2人だったらどんなかたちであってもやめずに続けていける、みたいな関係性もあって。

新間 そうですね。相手の金を横領するとか、親族を狙撃するとか、そういう圧倒的な悪事をしない限りは、この関係が悪くなることはないなと思います。

関 まあ、そうですね。

新間 お互いに仕事をしていることもあるから、その分、音楽に対する目標はぶれないかなというか。

──その目標というのは?

新間 音楽を作っている限りは、やっぱり聴かれないといけないと思ってるので、時間を見つけていい音楽を作るために自分を律するようなところは、わりと僕はありますね。

関 ストイックですね。

新間 というのは、もともと28歳くらいまでずっと他人がリーダーのバンドでベースを弾いてて。それがoono yuukiバンドに入ったときに、あのバンドはいろんなバンドのリーダーの寄せ集めというか、すごい音楽を自分でも作ってる人たちの集まりだったから、そのなかで自分だけなにもやってないなと思ってたんですよ。だから、29歳から自分のバンドを始めたんです。もともとやりたかったことというよりは、挑戦してみようかなという思いが強かった。

──その思いが、1983の今回のアルバムの一曲目から炸裂しているというか。この「Saravah!」という曲、すごいですよね。シティ・ポップだと思って聴き始めた人が「まさか!」とびっくりする、あの野放図な歌声!(笑)

新間 僕も自分で「まさか!」と思いましたよ。僕が一曲目から歌うなんて。

──あえて言いますよ。「ジャイアン来た!」と思いました(笑)。それで2曲目の「ジョンルウ」が素晴らしく風通しがいいのに不思議な奥行きのある曲者なポップスで。「これを作って歌ってるのは何者?」って気持ちになったんです。

新間 謎しかないですよね。

──この構成や選曲はどういう意図だったんですか?

新間 いや、最初はアルバムを作るというよりは「曲があるから録ってみよう」という感じだったんです。

関 一年くらい前に、デモのつもりで始めましたね。

新間 CD-Rにして高円寺の円盤に置こうかなというくらいだったんですけど、できたものをkitiの中井くんに聴いてもらって、「よかったら出してもらえませんか?」ってダメもとで持ちかけてみたという。

──デモのつもりなのに作ってるうちにだんだん自信がでてきたという感じ?

関 作り始めてから時間がかかりすぎてて。

新間 歌入れとかに時間がかかったり、仕事が忙しかったりもして。結局一年寝かせました。

関 よく言えば「寝かせた」ですけどね(笑)。

──でも、出てよかったですよ。やっぱり、関くんの曲も歌もすごくいいから。ただ不思議なもので、通して聴くと新間くんの歌もあっていいんだなと思えてくるんです。

新間 そうですか? 僕は全然わかんないです。

──関くんの声できれいに始めるという手もあったんだろうけど、最初にドンガラガッシャンシャーン!って感じがあることで、「ああ、ただなんかセンスのいい人たちが集まってセンスのいいことやりたいだけじゃないんだな」って思えるというか。そもそも「Saravah!」を一曲目にしたのはどうしてなんですか?

新間 いや「あの曲、どこにも行けないね」って話してたんです。

関 でも、最初からあれが一曲目っぽいという感じはしてました。

新間 ライヴでもずっと一曲目だったからかな。最初か最後か。

関 意思表明というか。

新間 決意表明ですね。「ふざけんな!」っていうか、根本敬的に言えば「でも歌うんだよ」という。「でもやるんだよ」精神は結構大切にしてるんで。

──mmmが新間くんについて「鍛えれば歌がうまくなる体型」と言ってたそうですけど。

新間 小学校ではめちゃくちゃ歌がうまかったんですよ。

関 初めて聞いた(笑)。

新間 中学も音楽の成績10だったし。ボーイソプラノで。でも、声変わりで全然歌えなくなっちゃった。だからベース弾くようになりました。

──でも、1983では歌うことにしたわけじゃないですか。

新間 そこは「でもやるんだよ」なんですよ。


わりと実体験というか、生きてきたなかで見た風景を題材にしてる部分はありますね。

──ここからは、関くんの話を聞きたいんです。声質に加えて、曲もメロディアスなうえに、トラッドっぽさや南米っぽさもあったり、いろんな要素が混ざり合ってて、すごく変わってるなと思ったんです。そもそもどういうところからこの音楽は来てるんだと思いますか?

関 自分で作る分にはわからないんですけどね。

新間 僕も初めて「クロスカントリー・スノウ」って曲を聞いたときに、「すげえいい曲作るな」と思いました。MySpaceとかいくらでもネット上に発表する機会があった時代だったのに、どこにも出してませんでしたしね。

関 恥ずかしくて(笑)。

新間 聴く人がいないという意味での“無人島レコード”でした。

──こういう曲はいつぐらいから作ってたんですか?

関 歌が入ってる曲を書き始めたのが大学くらいですかね。

──でも大学ではいっさいオリジナルをやってないわけですよね?

関 ひとりでやってるだけでしたね。だから、歌が入ってるオリジナルを人前でやったのはRojiの“スターロードまつり”が初めてでした。緊張で汗かいて、やばかったです。

──入ってるなかで一番古い曲は?

関 2010年くらいに作った「クロスカントリー・スノウ」です。Rojiでも一曲目にやりました。

──ごめんね、新間くんの歌をいちいち引き合いに出して。でも、そこでやっぱり新間くんも恥ずかしさを捨ててこうやって歌うことで、天の岩戸じゃないけど、内気な関くんを表に引っ張り出せたというところはあるんじゃないかな?

新間 「日本書紀」の時代から変わらぬ、踊るバカと神の関係というか。

関 そんな崇高なものではないですけど(笑)

新間 ステージ上でもそうですよ。関はまったくしゃべんないですから。

関 しゃべりは緊張します。

──あと、関くんの「ジョンルウ」あたりに顕著ですけど、ポップなんだけど曲の構造が複雑だから、ある程度以上の演奏力が必要だと思うんです。そういう意味では、1983には達者なメンバーが揃っていて、だからこそ曲の魅力をよりいっそう引き出せてる部分もあると思うんです。

関 そうなんです。自分ひとりではできないじゃなですか。流麗なホーン・セクションとか。イメージは伝えてるんですけど、ああいう反応が音でパッと出てくるのは、彼らのようなマエストロな人たちがいてくれるからです。

──新間楽曲も、結構難しいコード展開とかありますよ。歌うのも難しそう。

新間 だから「Bolero」なんかは自分では歌えないと判断して、関にあげました。

──そういう意味では、作曲者としての新間くんにもすごく新鮮な発見がありましたよ。

新間 自分も、29歳まで一曲も曲を書いたことなかったんで、自分が書くとこういう曲になるんだって思うし、自分の限界も感じるし。

──1983って、手慣れた感じがしないんですよね。音楽好きな大人のひまつぶし、というか、そういう変な余裕が匂ってこないところが素直にいいなと思えるんです。かといって「いつまでも心は若いです」みたいな無理目のアピールもしない。そこのところの絶妙なバランス感覚は、結構ありそうでない。「日常を祝うシティ・ポップ楽団」というコピーもそこで活きてくるというか。

関 そういうところがリアルなんですかね?

新間 歌詞とかにはシティ・ポップ感みたいなものは出してないですけどね。でも、佇み方はそういうものですね。

──お手本としたり、このスタンスに憧れるようなバンドとかってありますか?

新間 ないですね。

関 ないですけど、コピーバンドやってたときの感じがベースにはあるかもしれないですね。ボーダーラインとか。

新間 グラム・パーソンズとか、カントリーロックのバンドですね。細野さん、大滝さん、はっぴいえんどとか、普通にみんなが通る道も通ったし。

──洋楽いっぱい聴いてる人たちなんだろうなというのはわかります。

新間 “ザ・洋楽”ですよね。USインディーというより“洋楽”を聴いてます。

──日本語の歌詞についてはどうですか?

関 難しいですよ。それがネックではあります。

新間 自分も作曲はすぐできるんですけど、歌詞には「このラインは歌えない」みたいな感じがあって、すごく時間がかかります。

関 わりと実体験というか、生きてきたなかで見た風景を題材にしてる部分はありますね。完全なフィクションではない。

──「ジョンルウ」「Millet」で関くんが描いている世界とか、景色や人間が見える感じで素敵だなと思います。

関 「ジョンルウ」は仕事で上海に行くことが多くて、人がいっぱいいて、その活気とかにインスパイアされた部分もあるし。

──それにしても、関くんには驚きました。まだまだこういう発見されていない才能っていっぱいいるんだなと思いましたし。

新間 学生の頃は自分の周りにもミュージシャンじゃなくても才能がある人がいっぱいいました。でも、コミュニケーションがうまく取れないで埋もれていったり、大学卒業してやめちゃったりしてるのを死ぬほど見てて。もったいないなと思うんです。それが僕にとっては仮想敵だったというか、「俺より才能あるのに音楽やめるとかふざけんな、俺はずっと続ける」という気持ちはあるんですよ。

──表現するときに自分に襲いかかってくる恥ずかしさとの戦いというのはありますよね。恥ずかしいことはかっこわるいし、かっこわるいことはやりたくない、という意識は普通にあるから。それはその人がどれほど才能があっても関係ないというかね。関くんも本当にそういうタイプだったんだと思いますよ。だから新間くんと一緒にバンドをやって、こうやってその才能が世に出たのは巡り合わせだったのかもしれない。レールを踏み外させられる運命というか。

関 そうかもしれないですね(笑)。

新間 まあ、でもレールはむしろ順調に来てるでしょ?

関 そうですかね? もう30歳だけど、嫁ももらえてない。

新間 童貞で。

関 童貞ちゃうわ!(笑)

──だから、一曲目は「Saravah!」でよかったのかも。あれを試聴機で聴いた、普通に仕事してる人が、「この歌だったら、俺だってやれる!」と思って音楽を始めるかもしれない。

新間 恥ずかしさに「Saravah!」(笑)。「あとはおまえ次第だ。どれだけ大変か、自分でやってみろ」みたいな。

──「僕らは趣味でバンドやってて、それでいいんです」みたいな世界に取り込まれずに、やっぱり人前で恥ずかしいことをするという気持ちをキープしていてほしいなと思います。そういうことで違う世界が見れることがある。

関 いいですね。

新間 まだヨチヨチ歩きなんで、周りのみんなのおかげでいろんな経験を積み重ねていってますから。とにかく「恥ずかしさを越えろ!」ってことです。“恥ずかしさ”って英語でなんでしたっけ?

──“shame”かな(笑)。

新間 Over the shame!!! セカンドのタイトルは「Over the shame」。相当やばいっすね。まぁ「この次はモアベターよ」ってことで長い目で見守って頂けると幸いです。

NEWS | 2015.7.14
 

ラッキーオールドサンLIVEビデオ公開!インストア&特典情報も!

いよいよ今週発売です!
発売にさきがけて先日の立川セプチマでの7インチ発売ライブでの
「坂の多い街と退屈」のライブビデオを公開しました。

ラッキーオールドサン『坂の多い街と退屈』(Official Live Video)



また、インストア&特典情報も下記にまとめましたので是非ご確認ください!

【インストア情報】

Sir Oriental Orchestra『天然関係』 & ラッキーオールドサン『ラッキーオールドサン』 ダブルレコ発!インストアライブ&特典お渡し会
開催日時: 2015年07月19日(日) 15:00(ラッキーオールドサンの出演は16時頃を予定)
場所: 新宿店 7F
参加方法: 観覧自由。
特典引換券配布対象店舗: 新宿店 ・渋谷店 ・横浜ビブレ店 ・秋葉原店 ・池袋店(特典はイラストステッカーを予定)

タワヨコ INDIE POP部 presents 『Sometimes』 出演:ラッキーオールドサン
開催日時: 2015年07月20日(月) 18:00
場所: 横浜ビブレ店
参加方法: 観覧自由。
特典引換券配布対象店舗: 秋葉原店 ・渋谷店 ・新宿店 ・横浜ビブレ店 ・池袋店(特典はイラストステッカーを予定)

diskunion 新宿dues ミニライブイベント
開催日時: 2015年08月01日(土) 19:30
場所: dues新宿 ※入場時に別途ドリンク代を頂戴いたします
参加方法: diskunion対象店舗にて「ラッキーオールドサン」(ARTKT-007)をお買い上げいただいた方に先着で「ラッキオールドサン ミニライブ イベント参加券」を配布いたします。
イベント参加券 配布対象店舗:
新宿本館BF日本のロック・インディーズ館/お茶の水駅前店/神保町店/下北沢店/
吉祥寺店/中野店/立川店/町田店/高田馬場店/池袋店/横浜関内店/横浜西口店/
津田沼店/千葉店/柏店/北浦和店/渋谷中古センター/大宮店/オンラインショップ

 

【特典情報】

TOWER RECORDS各店: ポストカード

diskunion各店: イラスト缶バッジ

HMV各店: ジャケット写真ステッカー

JET SET: ジャケット写真ステッカー

ココナッツディスク吉祥寺店: ジャケット写真ステッカー

RECORDSHOP ZOO(名古屋): ジャケット写真ステッカー

borzoi record(鳥取): ジャケット写真ステッカー

sone records(浜松): ジャケット写真ステッカー

Parks(福岡): ジャケット写真ステッカー

ホホホ座(京都): ジャケット写真ステッカー

特典情報は随時更新します。
よろしくお願いします!

NEWS | 2015.7.13
 

ラッキーオールドサン ジャケット写真公開です!

いよいよ今月発売です!ジャケット写真を公開しました。
写真は木村和平さん、デザインはMarianne Mafilleさんです。

また、本日からココナッツディスク吉祥寺店さんで
アルバムから6曲先行試聴ができます!ぜひお立ち寄りください。

los_bookcover
ラッキーオールドサン
First Full-Album “ラッキーオールドサン”

LABEL: kiti
CAT.NO.: ARTKT-007 (kiti-020)
PRICE: 2,000円 + tax
RELEASE DATE: 2015.07.15
BARCODE: 4941135458075
FORMAT: CD / Digital

TRACKLIST:
1.魔法のことば
2. 坂の多い街と退屈
3. 二十一世紀
4. 何も決まってない
5. Have a nice day!
6. 街
7. いつも何度でも
8. ミッドナイト・バス
9. しん

NEWS | 2015.7.1
 

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